| まさかフェラーリがこんなクルマを作る時代が来ようとは |
さて、フェラーリ・ローマのプロダクションバージョンの生産と登録が進んでいるようで、先週あたりから多くのメディア/ユーチューバーがローマの実車レビューを公開中。
フェラーリのレビューというと,どのレビュワーも「ベタ褒め」なのがその通例ではあるものの、ローマの場合はいつにも増してレビュワーの反応がよく、とにかく「素晴らしいクルマなんだろうな」ということが動画越しにでも伝わってきます。
なお、これら「生産されたローマ」は現在日本に輸送中だと思われ,秋には実際に乗ることができるデモカーが配備されるようですね。
ローマのインテリアは新世代
なお、どの動画でも一様に驚いているのがそのインテリア。
ローマのインテリアはSF90ストラダーレに続く「新世代」となりますが、SF90ストラダーレの生産が遅れると言われている現在、ローマの方が先に市場に出回ることになりそうです。
まずびっくりなのはエンジン始動。
ステアリングホイールのセンターからちょっと下の部分にスタート/ストップボタンがあり、これを押すとエンジンスタート。
これまで真っ黒だったディスプレイ類が一気に目覚め、「おおっ!」という感じ。
デジタルならではの演出ですね。
なお、メインのメーターはランボルギーニ・ウラカンなど多くの車に採用される12.3インチ前後のメーターよりも大きな16インチ。
そのためにかなり情報量は多いようです。
センターコンソールの液晶ディスプレイは8.8インチ。
シートの調整もここで行えるようですね。
こちらはオプションの助手席メーター(パッセンジャーディスプレイ)。
539,000円のオプションですが、選択する人もけっこう多いようですね。
ステアリングホイールにはタッチパッド。
航空機のスロットルレバーをモチーフにしたというセレクター。
多くの人が言及しているのが質感の高い新型キー。
クレジットカードくらいのサイズかと考えていたのですが,実際はもうちょっと小さいようですね。
裏面はレザー貼り。
このキーはセンターコンソール奥に収納が可能です。
なお、センターコンソールにはカップホルダーはもちろん、USBソケットなど快適性や利便性を考慮した装備が集中しています。
超オシャレになったエアコン吹き出し口。
なお、外装においても多種多様なローマが配備されており、動画ごとに異なる勇姿を見ることができます。
リアウイングはウインドウの下の方にすっきり収納され、これがポップアップする方式。
なお、トランクには人一人を余裕で収納可能。
それでは動画を見てみよう
現在多くのローマのレビュー動画が公開されており,しかしその中でいくつかを厳選して紹介します。
フェラーリはときどき、その快適性や実用性について大きく飛躍する時がありますが(355→360など)、今回のローマについても、今までのフェラーリに比して「大きな進歩」があったのではないかと思わずにはいられません。