| しかもトランスミッションは「マニュアル」 |
南アフリカにて、E82世代のBMW M3にフェラーリ製V8エンジン(F136)を突っ込んでしまった男が登場。
なお、E82世代のM3はもともとV8エンジン(S65)を搭載しており、V8からV8へのスワップということになりますね。
そして南アフリカというとスポーツカーやモータースポーツというイメージが薄いものの、実は結構アツいチューナーも多く、かつモータースポーツも盛んであるようです。
そして「M」部門が誕生する以前の”最初の”Mモデルとも言われている530MLEが作られたのも南アフリカ。
今や新車には積まれないフェラーリ製自然吸気V8エンジン
このF136エンジンは2000年代から2010年代のフェラーリそしてマセラティに積まれており、フェラーリだと430スクーデリアと458スペチアーレに搭載されています。
なお、BMW M3は比較的安価にて手に入るのに対しパフォーマンスが高く、かつチューニング耐性が高いことからも過激なカスタムを行う人も多い模様。
そしてこのM3について、エンジンを載せ換えただけではなくパンデム製のワイドボディキットも装着済み。
ボンネットは純正のままだと思われますが、純正のパワードームにうまくエアインダクションボックスが収まっているようですね。
車高もベッタリと落ち、タイヤ/ホイールもツライチ。
全体的に見て、(外見だけでも)かなりクオリティの高いカスタムだと言えそう。
なお、南アフリカはショップのレベルも高く、これまでにもDTMマシン風のアウディRS6、リバティウォークのエアロキットでカスタムされたR35 GT-R、そして現地のスバルディーラーからはトレッドを拡大した上にエンジンパワーを向上させた独自仕様のWRX STIが発売されたことも。
そしてこれまでの改造車を見ていると、南アフリカはかなり規制が甘いのかもしれませんね。
そのインテリアのカスタムレベルも高かった
そしてカスタムレベルの高さはインテリアにも反映され、ステアリングホイールはなんとトップをカット。
しかもうまくアルカンターラが巻かれています。
そしてシートは頭部(ヘルメット)までサポートする超本気なバケットシート。
トランスミッションはマニュアル。
フェラーリの自然吸気V8エンジンをマニュアルで操作できる、というのは堪らない快感かもしれませんね。
メーターもオリジナル。
動画では実際に走行する様子も収録されていますが、相当に刺激的なクルマであるのは間違いなさそう。
参照:
Cars.co.za