超希少、フェラーリ456GTワゴン「ヴェニス」が目撃される！ブルネイ王室がオーダーした特別仕様で価格は1台1.75億、なんと7台同時に発注した模様

｜　ただし目撃されたフェラーリ456GTヴェニスはこのシルバーの個体1台のみ　｜

さて、フェラーリ456GT「ワゴン」がロンドンの路上にて目撃。

このフェラーリ456GTワゴンはブルネイの王族（スルタン）がピニンファリーナへとオーダーしたカスタム車両ということが知られていますが、なんと「7台」も発注を行い、1台あたり（当時）約1億7500万円程度で販売された、と言われます。

同じクルマを7台も注文するというのは常識的には考えがたいことではあるものの、それを平然とやってのけるのがブルネイの王室ということになりますね。

ブルネイ王室は過去にこんなフェラーリも発注している

なお、この「7台」というのはまだまだ生ぬるい法で、過去にブルネイ王室はフェラーリF40を11台購入し、それをピニンファリーナにカスタムさせたことも。

加えて、マクラーレンF1を10台購入したという事実も最近になって明らかになっていますが、気に入ったクルマは10台前後購入するようにしているのかもしれません。

さらにブルネイ王室はピニンファリーナにフェラーリ「F90」をオーダーしたこともあり、こちらの製造は6台のみ。

生産されたのは1998年～1992年ですが、2019年にはじめてその存在が数枚の写真とともに明かされています。

おそらくブルネイ王室には、まだまだ「知られていない」希少車が山のようにあるのかもしれませんね。

ピニンファリーナは「フェラーリのデザインを行っていたこと」で知られ、しかしフェラーリとの契約条件はかなり屈辱的な内容だったとも。

ただ、「フェラーリのデザインを行っている」という金看板を掲げることでブルネイ王室はじめ世界中の富豪ピニンファリーナへと特別車両を発注し、その売上がピニンファリーナを支えていると考えて良いのかもしれません。

フェラーリ456GTワゴン「ヴェニス」はこんなクルマ

このフェラーリ456GTワゴンは「ヴェニス」と名付けられており、上述のとおり生産は7台。

当時、456「スパイダー」とともにブルネイ王室の求めに応じてピニンファリーナが製造を行っています。

ただ、ほかのブルネイ王室所有のクルマ同様、コレクション目的にて購入されたと見え、これまでに路上にて目撃されたフェラーリ456GTヴェニスはこのシルバーの個体のみ（2012年から継続して目撃情報があり、同じナンバーなので所有車は変わっていないと思われる）。

そしてナンバーは「I XO」という文字数が少ない希少ナンバーでもあり、つまりこのオーナーは相当に裕福な人物だと考えられ、ブルネイ王室一族なのかもしれません。

なお、フェラーリ456GTヴェニスの車体は20cmほど延長され、搭載されるエンジンは（ベースモデルと）変わらずV12（442馬力）とのこと。

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参照：Autogespot