| まさかフェラーリがル・マン24時間レース「ハイパーカークラス」に参戦するとは思わなかった |
2023年にはフェラーリのほかアキュラも参戦し、けっこう盛り上がることになりそうだ
さて、フェラーリは2023年からル・マン24時間レースのハイパーカークラス(LMH)に参戦すると発表していますが、そのパートナーはAFコルセになると正式にコメント。
AFコルセはフェラーリとの関係性が深く、2012年からフェラーリのレーシングカーを様々なカテゴリのモータースポーツへと参加させ、実際にル・マン24時間レースで3回のクラス優勝、WEC GTEマニュファクチャラーズタイトルを5回獲得しています。
なお、AFコルセはフェラーリのセミワークスとも言える存在であり、「XXプログラム」にて車輌メンテナンスを担当するのもAFコルセ。
こういった関係性を見るに、フェラーリがル・マン参戦のパートナーとしてAFコルセを選ぶのは当然の成り行きなのかもしれません。
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ル・マン「ハイパーカークラス参戦への第一歩
なお、今回の提携について、「フェラーリ・アッティヴィータ・スポルティブGT」の責任者であるアントネッロ・コレッタ氏は「今日の発表は、我々のLMHが世界耐久選手権にデビューするための重要な一歩です。このプロジェクトにAFコルセのような信頼できるパートナーが加わったことを嬉しく思います。フェラーリとAFコルセは、FIA WECでピアチェンツァを拠点とするチームと488 GTEを共同で走らせているように、長い間、強固な関係を築いてきました。我々は、これまでの長年のレース協力と同様に、実りある旅を共に続けていきたいと考えています。」と語っており、その関係性について自信を見せています。
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一方、AFコルセのオーナであるアマート・フェラーリ氏(フェラーリの関係者なのか、偶然名前が同じなのかは不明)は、「この発表を誇りに思います。今回の発表は、夢の実現と長年の努力が認められたものです。フェラーリとのパートナーシップは、2006年に始まった勝利の関係であり、LMHプロジェクトでそれを継続できることを嬉しく思います」と意気込みを語ることに。
微妙に盛り上がってきたル・マン24時間レース「ハイパーカークラス」
なお、ル・マン24時間レース「ハイパーカークラス(LMH)」については発表当初ほぼ盛り上がらず、参加チームがあまりに少なかったために開催側はそのレギュレーションを「緩める」ことに。
これによって参加チームが大きく増え、当初参戦を表明していたトヨタ、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス、プジョー、バイコス・レーシングに加えてアルピーヌ、ポルシェ、アウディ、そしてアキュラが参加を発表。
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