![マイアミ・バイスに登場した個体と同じ仕様を持つフェラーリ・テスタロッサが競売に登場!高額落札も納得の素晴らしいコンディション](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/12/Ferrari-Testarossa.jpg)
| これだけのコンディションを持つフェラーリ・テスタロッサはなかなか出てこない |
しかも外装ホワイト、内装ベージュという希少カラー
さて、マイアミ・バイスに登場したものと同じ仕様を持つフェラーリ・テスタロッサがオークションに出品され、135,000ドルにて落札されることに。
このテスタロッサは北米の中古車売買サイト、ブリング・ア・トレーラーに出品されたもので、1991年にカナダにて新車販売され、その後2017年にはじめてアメリカへと輸入されたと紹介されています。
なお、マイアミ・バイスにフェラーリ・テスタロッサが登場したのは北米のフェラーリ輸入代理店からの依頼によるものだとされていますが、結果的にフェラーリは北米にて大きく認知度を高めることになり、”大成功だった”と言って良さそうですね。
![Ferrari-Testarossa-5](https://live.staticflickr.com/65535/51786642466_0a916fdbcf_c.jpg)
コンディションは「上々」
このテスタロッサのボディカラーは「ホワイト」、そしてホイールは純正のままの16インチスターホイール。
タイヤはフロント225/50、リア255/50のBFGoodrich g-Force Sportが装着されており、山もかなり残っているようですね(リアがかなりツライチ)。
![Ferrari-Testarossa-13](https://live.staticflickr.com/65535/51786642746_f113bacdf2_c.jpg)
テスタロッサの大きな特徴といえばこのルーバー。
このルーバーが何を意味するのか、そしてフェラーリが何を思って取り付けたのかは謎ですが(機能的に意味が無いように思えるから)、理由はどうあれフェラーリにとっての重要なアイコンとなったことは間違いなく、ICONAシリーズの最新モデル、SP3デイトナにもテスタロッサを思わせるデザインが採用されることとなっています。
![Ferrari-Testarossa-8](https://live.staticflickr.com/65535/51787514840_107ef02303_c.jpg)
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なお、このルーバーについてはビス留め仕様となっており、比較的簡単に取り外すことができるようですね(でないとテールランプのレンズが汚れたときに困る)。
![Ferrari-Testarossa-12](https://live.staticflickr.com/65535/51787263349_d3cd711f08_c.jpg)
そしてもうひとつの特徴(こちらのほうが有名かもしれない)、ボディサイドのフィン。
![Ferrari-Testarossa-11](https://live.staticflickr.com/65535/51786894993_a9f172ea21_c.jpg)
やはり洗車しにくそうですが、テスタロッサ特有のルックスを演出することになり、逆にこれがないとテスタロッサとは呼べないというデザインだとも認識しています。
![Ferrari-Testarossa-10](https://live.staticflickr.com/65535/51785824827_cf1b6af909_c.jpg)
この2つが組み合わせられると「もう無敵」といったところですね。
![Ferrari-Testarossa-7](https://live.staticflickr.com/65535/51786895243_d93c526427_c.jpg)
樹脂パーツやレンズは非常に美しく、オーナーが非常に大切に乗ってきたこともわかります。
![Ferrari-Testarossa-3](https://live.staticflickr.com/65535/51786895208_1d2d23606d_c.jpg)
この上なく素晴らしいコンディションを持つ個体だと言えそうですが、テスタロッサは長きにわたり価値を維持することになり、今後もフェラーリのアイコンとして語り継がれることになるのかもしれません。
![Ferrari-Testarossa-2](https://live.staticflickr.com/65535/51786704241_3aa521410d_c.jpg)
なお、「テスタロッサ」の名前の由来はこの赤いエンジンヘッド(エンジンそのものは4.9リッター12気筒、出力は385馬力)。
イタリア語でテスタロッサとは「赤い頭」を意味し、それが「まんま」車名になっているわけですね。※ルーツは1950年代の250テスタロッサにまで遡ることができる
![Ferrari-Testarossa-21](https://live.staticflickr.com/65535/51786642591_1a18b682c0_c.jpg)
今回販売されたテスタロッサのインテリアはこうなっている
そしてこちらは今回販売されたテスタロッサのインテリア。
明るいクリームにタンカラー、そしてブラウンという組み合わせを持っており、非常に「エレガント」。
![Ferrari-Testarossa-16](https://live.staticflickr.com/65535/51787263239_13d8d6406a_c.jpg)
レザーシートにシワが見られるものの、コンディションは外装同様、「非常に」優れると言ってよさそうです。
![Ferrari-Testarossa-19](https://live.staticflickr.com/65535/51786895073_f9eb7c3071_c.jpg)
ステアリングホイールやダッシュボードにも「割れ」はなく、まさに理想的なテスタロッサだと思います。
![Ferrari-Testarossa-17](https://live.staticflickr.com/65535/51787263284_a8695925db_c.jpg)
今回販売されたフェラーリ・テスタロッサを紹介する動画はこちら
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