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そのモチーフは1963年のフェラーリ250LM!内外装とも当時を連想させるカスタム仕様のフェラーリ・ローマが公開

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そのモチーフは1963年のフェラーリ250LM!内外装とも当時を連想させるカスタム仕様のフェラーリ・ローマが公開

| このローマのカラーリングはいかにも「乗っていて気分が盛り上がりそう」 |

とくにそのインテリアは珠玉の仕上がりに

さて、フェラーリはこれまでにも自社のパーソナリゼーションプログラム「テーラーメイド」にて仕上げた車両を多数公開していますが、今回のローマもそういった一台です。

ボディカラーはロッソ・キアロ(Rosso Chiaro)、そしてホワイトのストライプとレーシングラウンデルが入り、フロントフェンダーにはイエロー(ジャッロ・モデナ)のラウンデル。※このイエローのラウンデルは初めて見た

なお、ボディカラーはフェラーリが標準ボディカラーとして用意するロッソ・コルサとロッソ・スクーデリアの中間のようにも見え、一般人からするとそれらとの区別は困難だと思われるものの、それでもこのローマのオーナーさんはこだわりを発揮し、(おそらく)高額なオプション費用がかかるこのカラーを選んだ、ということになりそうですね。

このフェラーリ・ローマのインテリアはこういった仕様を持っている

そしてこのフェラーリ・ローマは非常にユニークなインテリアを持っており、内装の上部がブラックレザー、そして下半分には薄いグレーのアルカンターラを用いています。

それらカラーの「中間」にあるのはレッドのざっくりとした風合いを持つ生地であり、カラーだけではなくそれぞれの素材の風合いの違いも楽しめる仕様を持つもよう。

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さらに興味深いのはこのブルーのシートで、これはドイツのAUNDE社製の生地を使用している、と紹介されています。

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なお、この「ブルーのシート」は昔(1960年代くらい)のフェラーリのレーシングカーに見られるもので、同年代のレーシングカーをモチーフとするデイトナSP3のオフィシャルフォト(下の画像)にも同様の意匠が見られます。

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全体的に見て相当にユニークなカラーコンビネーションを持つ一台であり、しかしフェラーリのモータースポーツの歴史を知る人にとっては「ニヤリ」としてしまう仕様なのかもしれません。

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このフェラーリ・ローマのモチーフは「250LM」

このフェラーリ・ローマにはモチーフがあるといい、それは1963年に発表された「フェラーリ250LM」。

250LMはミドシップレーシングカーではありますが、これをフロントエンジンのローマにて再現しようと考えたところはなかなかに面白いかもしれません。

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250LMは(もはや伝説となった)250GTOの後継として開発されたレーシングカーであり、250GTOのフロントエンジンからリヤミッドへとレイアウトを変更したことが大きな特徴で、1963年10月に(250LMが)発表される約半年前にデビューした250Pのベルリネッタ(クーペ)版という位置づけです。

なお、250GTOは1962年1月に発表されていますが、同年に発表されたフェラーリのレーシングカーの中では唯一のフロントエンジンレイアウトであり、その他のレーシングカーは(フェラーリ以外であっても)ほとんどがミドシップへとスイッチしています。

よってフェラーリは「フロントエンジン」レイアウトに限界を感じ、よってその翌年に250P、さらに250LMを発表し、ミドシップへの移行を進めようとしたわけですね。

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そしてフェラーリはこの250LMをGT選手権に参戦させる予定だったものの、ホモロゲーション取得に必要な生産台数をクリアできず、よって250LMを「250GTのエボリューションモデル」としてホモロゲーションを取得しようと目論みますが、「250GTOが250GTのエボリューションモデル」として認可されたのとは異なり、「250LMは250GTのエボリューションモデル」とは認められず、これは「ミドシップの250LMを、フロントエンジンの250GTのエボリューションモデル」として認めるよう主張したフェラーリのほうがやや強引だったかもしれません。

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はたして250LMは「GTカー」ではなく「プロトタイプ」としてレースに参加するしかなくなりますが、プロトタイプは「最初からレーシングカーとして開発された車両」で競うクラスであり、市販車をベースとするGTカー、そして市販を前提として設計された250LMでは勝ち目がなく、250LMは「ル・マン」を表すLMの名を持ちながらもル・マンを戦う機会が与えられず、結果的に「(フェラーリがその後も250GTOで戦ったので)250GTOの後継だったのに、250GTOの現役生活を長くすることになってしまった」という悲運のクルマ。

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ちなみにですが、フェラーリ296GTBは250LMをデザインモチーフとしており、モッコリ盛り上がったリアフェンダー、そしてルーフからのトンネルバック構造にその遺伝子を見ることができますね。

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参照:Ferrari(Facebook)

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