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フェラーリが2023年シーズンに向けF1マシン「SF-23」公開!あわせてルクレールとサインツのヘルメット、そしてレプリカのウエアも販売開始

2023/02/15

フェラーリが2023年シーズンに向けF1マシン「SF-23」公開!あわせてルクレールとサインツのヘルメット、そしてレプリカのウエアも販売開始

| フェラーリは昨年のF1-75から全面的にマシンを改良してきたようだ |

やはり気になるのはパワーユニットだが、フェラーリはサーキットからの中継にてその信頼性をアピール

さて、フェラーリがプレシーズンテストを10日後に控えたバレンタインデーに2023年シーズンを戦うF1マシン、「SF-23」を公開。

予想されたとおりに鮮やかな(マット仕上げの)レッドにてペイントされ、他チームのマシン同様にエクスポーズドカーボンファイバーがコントラストを演出しています。

なお、今回のお披露目イベントは、カルロス・サインツとシャルル・ルクレールのトークに始まり、マルク・ジェネによる新しいチーム代表、フレデリック・バッスールへのインタビューへと続いたようですね(実際にSF-23を走らせるというサプライズ中継も行なっている)。

フェラーリSF-23はこんなマシン

今回公開されたのはその外観とカラーリング、そしてパワートレインの概要にとどまっていますが、見たところだとエアロダイナミクス、フロントサスペンションに改良が加えられているもよう。

なお、新車発表の際に走行する様子を生中継するというのはF1史上初の試みだそうで、それだけフェラーリはこのマシンに自信を持っているのだと思われます(多くの場合、開幕戦まではマシンの詳細を隠しておこうとするし、ここでトラブルが起きれば全世界にそれが流れてしまうので、そのリスクを冒すだけのメリットは大きくない)。

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カラーリングそのものは昨年と同じくレッドをベースにブラックのウィングという組み合わせですが、シャークフィンとノーズコーンにはカーボンがむき出しになっている部分があり、レッドとのコントラストによって「より戦闘的な」印象に。

フロントとリアウイングのエンドプレートは、昨年のブラックからレッドに変更され、リアウィングのトップフェイスには「Ferrari」ロゴが描かれています。

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なお、昨年はチームの戦略そしてマシン(主にエンジン)の問題によって「勝てるレースを」いくつか落としてしまったということもあり、今年最も心配されるのはエンジンの信頼性で、しかしここは大きな改善があったことを期待したいところでもありますね。

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フェラーリにてシャシーエリア責任者を務めるエンリコ・カルディレ氏によれば「2023年のマシンは、昨年走ったマシンの進化版ですが、実際には完全に再設計されています。空力面では、新しい空力レギュレーションに対応し、望ましいバランス特性を実現するために、垂直方向のダウンフォースを増加させました。また、サスペンションも再設計し、エアロダイナミクスをサポートするとともに、サーキットでのクルマの調整幅を広げました」とのことで、全方位にわたる(見た目以上の)進化がもたらされていると考えていいのかもしれません。

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フェラーリのドライバーラインアップはカルロス・サインツとシャルル・ルクレール

2023年シーズンのドライバーラインアップは昨年と同じくカルロス・サインツとシャルル・ルクレールというイケメンコンビ。

昨年は不本意な結果に終わったかもしれませんが、2023年はフェラーリに栄光を取り戻すべく、その活躍に期待がかかります。

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こちらはシャルル・ルクレールのヘルメットデザイン。

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カルロス・サインツ版はこちら。

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参考までに、スクーデリア・フェラーリ2023年レプリカコレクションも販売が開始されています(プーマ公式ストアでも一部を購入可能)。

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フェラーリ SF-23発表イベント動画、解説動画ははこちら

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参照:Ferrari

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