左右でシート色違い。フェラーリが高度にカスタムされたSF90ストラダーレを公開、エンジンベイにも手が入る

｜　フェラーリ「テーラーメイド」ではどこまででも手の込んだカスタムができるようだ　｜

マットブラックのフェラーリは迫力満点

さて、フェラーリが自社のFacebookページはじめSNSにて公開しているテーラーメイドシリーズ。

今回はマットブラック（ネロDSオパコ）で仕上げられたSF90ストラダーレが公開されています。

なお、フェラーリのパーソナリゼーションプログラム”テーラーメイド”では様々なカスタムができるものの、「マット」については顧客があまり興味を示さないのか、それほど（マット仕上げの）個体数が多くないもよう。

一方で多いのは、やはりこれまでのフェラーリ75年の歴史への敬意とも言うべき仕様であり、古くはタルガ・フローリオやミッレミリア、現代ではF1マシン、今年のル・マン24時間レース優勝車などをモチーフにするケースが多いように思えます。

内外装「ブラックとレッド」のフェラーリSF90ストラダーレのインパクトは極大

そしてこのフェラーリSF90ストラダーレのボディカラーはネロDS、そこへロッソコルサのリバリー入り。

フィニッシュは両方ともマット仕上げとなっており、非常に強いインパクトを誇ります。

なお、ホイールはカーボンファイバー、そしてブレーキキャリパーはもちろんレッドですね。

インテリアはブラックレザーにカーボンファイバーを中心に構成され、ステアリングホイール（LED内蔵）、シフトパドル、センタートンネル、メーター周辺などにカーボンファイバーが用いられ、ダッシュボードにはレッドのアクセントも。

興味深いのはレッドのバケットシートで、これはレザーでもアルカンターラでもなくアウンデ社のテキスタイル（レッドジーンズ）です。※ちなみに助手席側のシートはブラック。左右色違いのシートカラーにはちょっと憧れる

そしてこのフェラーリSF90ストラダーレのユニークな点はエンジンベイにも手が入っていること。

エンジンヘッドカバーはもともと（標準で）レッドではあるものの、その横、そして「Ferrari」文字の入るカバーがレッドにペイントされて「レッドの面積」がかなり大きくなっています。

ちなみにこちらが標準仕様のSF90ストラダーレのエンジンベイ。

テーラーメイドにて対応できるのはボディ外板やインテリアのみではなく、こういった部分にまで及ぶということがわかりますね。

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参照：Ferrari（Facebook）