【最新情報】フェラーリが新型スーパーカーの商標と思われる”SC40”を出願、F40オマージュか？謎の”CZ26”も出願される

｜　フェラーリが新商標を出願、未来のスーパーカーが見えてきた？　｜

両者とも非常に限られた、あるいはワンオフ車両であると推測される

さて、CARBUZZによるとフェラーリが世界知的所有権機関（WIPO）に新たな商標を申請したことが明らかに。

今回出願されたのは「SC40」と「CZ26」の2つで、正式発表はまだではありますが、この商標が将来のフェラーリによるスーパーカーの名前である可能性が高まっています。

果たしてどんなモデルが登場するのかはナゾであり、しかし一つは以前から噂されている「F40オマージュ」に関連している可能性が考えられ、もう一つはまったく情報のないミステリアスな存在です。

「SC40」はF40オマージュの可能性大

ここ数ヶ月、フェラーリが名車「F40」に敬意を表したオマージュモデルを開発しているという噂が業界を賑わせていますが、「SC40」という名前にも「40」が含まれており、これは偶然ではないかもしれません。

F40はフェラーリにとって特別な存在

F40はフェラーリにとって、そして自動車史にとっても非常に重要な存在でもあり、これだけ重要な歴史を持つ「40」という数字を、フェラーリが軽々しく使うはずがありません。

• F40は創業者エンツォ・フェラーリが生前に承認した最後のモデル
• フェラーリ創立40周年を記念した車
• 世界初の市販車で時速200マイル（約322km/h）を達成した一台
• F50やエンツォ・フェラーリといった、歴代フラッグシップモデルの流れを築いた

ルイス・ハミルトンが関与？

さらに興味深いのは、F1チャンピオンのルイス・ハミルトンが「マニュアルトランスミッションのF40風フェラーリを作りたい」と公言していたこと。

彼のレーシングナンバー「44」にちなみ、彼が関与するモデルは「F44」と呼ばれる可能性も噂されています。

ただし、現代のフェラーリはマニュアル車のラインナップを持っておらず、もし実現しようとすれば、過去のシャシーを流用するか、完全に新設計する必要があり、さらには最新モデルをベースにしたAT仕様となる可能性も。

CZ26は完全に謎の存在

一方の「CZ26」という名称については、現時点でほとんど（というか全く）情報がありません。

このネーミングは、フェラーリの伝統的な命名法則とは一致せず、これまでの歴史にも類似例が見当たらないため、一説では、「CZ」が特別顧客のイニシャルであり、ワンオフのスペシャルモデルである可能性が示唆されています（エリック・クラプトンが注文したワンオフモデルの名称に”EC”が用いられていたように）。

また「26」という数字は、2026年に公開予定であることを示しているかもしれず、もしそうであれば、来年には詳細が明らかになる可能性がありそうですね。

フェラーリにはまだこんな商標が残っている

なお、フェラーリは様々な商標を出願していて、実際のところ「12チリンドリ」「12チリンドリ・スパイダー」「F80」「296スペチアーレ」「「296スペチアーレA」もそれら商標の中から採用されたもの。

直近で出願された商標、そしてまだ使用が確認されていない商標には以下のものが存在します。

まだまだ今年にはいくつかのニューモデルが公開される予定ではありますが、ローマの後継には「アマルフィ」、296GTB/296GTSの後継には「296ムジェッロ/296ムジェッロ・スパイダー」が用いられるのでは、という説が濃厚です。

• PB24
• 499GTB
• 499GTS
• F80アペルタ
• ドレイク（エンツォ・フェラーリのニックネームのひとつ）
• ドレイクA
• ラ・ロッサ
• ラ・ロッサA
• 296ムジェロ
• 296ムジェロ・スパイダー
• アマルフィ
• アマルフィ・スパイダー
• モンテカルロ
• モンテカルロ・スパイダー
• ミラノ
• ミラノ・スパイダー
• ドルチェヴィータ
• 500テスタロッサ

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参照：CARBUZZ