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ノヴィテックがフェラーリ488のチューニングカー「ロッソ」公開

2016/06/12

NOVITECがチューンするフェラーリには「ロッソ」の名が冠されますが、488GTBにおいても「ロッソ」登場。
これまで同様にフロントスポイラー、サイドステップ、リアディフューザー、リアウイングが装着されますが、ホイールも交換され車高もダウン。

テールランプもいつも通りブラックアウトされ、小さなパーツもカーボン化されるなど隙のないカスタムですね。

なお出力は一気に756馬力まで向上し(ステージ3では775馬力まで)、最高時速は342キロ、0-100キロ加速は2.8に。
フラッグシップのF12ベルリネッタをも軽く凌ぐスペックとなっていますが、やはりターボエンジンはチューニング上有利と言えそうです。

関連投稿:NOVITECがフェラーリ488スパイダー向けのチューニングメニュー公開。一気に100馬力アップ

ノヴィテックがそのフェラーリ向けのチューニングブランド「ロッソ」から488スパイダー向けのチューニングメニューを公開。
先日488GTB(クーペ)向けのチューニングを発表したばかりであり、続いてスパイダー版を公開したことになります。

外観については488GTBと同様で、ウインドトンネルを用いて設計したエアロパーツを装着し、高速域におけるノーズリフトを低減しているとのこと。
フロントスプリッター、サイドシル、リアサイドエアインテークのルーバー、リアスポイラー、リアディフューザーといったパーツが追加されていますが、これらはカーボン製。
ホイールはボディカラーに合わせてブラックとイエローに塗り分けられます(フロント21インチ、リア22インチ)。

パフォーマンスについては「Novitec N-Tronic electronic control unit」によって燃料噴射を変更し、ハイパフォーマンスエキゾーストへの変更によってノーマル比100馬力以上の772馬力を達成しており、やはりターボ化の恩恵を感じるところ。
なおこれによって0-100キロ加速はノーマルよりも0.2秒速い2.8秒、最高速はノーマルより+12キロの時速342キロ。

ボディカラーや内装についてはオーナーの「懐具合」によって自由自在、ということです。

関連投稿:NOVITEC ROSSOより、早速フェラーリ488GTBのチューニングメニューが登場

NOVITECのフェラーリ向けチューニングプログラム”ROSSO”より、488GTBのメニューが登場。
車両のボディカラーは美しい「ジアッロ・モデナ」。

今回公開されているのは「ステージ1」で、比較的ライトな仕様で、エキゾーストの交換など定番メニューにとどまるようですね。

488GTBは「ターボ」採用のためチューニングの費用対効果が高く、今後はブーストアップやタービン交換など様々なチャレンジをするチューナーが登場してくると見られ、フェラーリのチューニングマーケットが一気に拡大しそうです。

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