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フェラーリF50の細部を紹介する動画。なかなか見ることのない室内やエンジンルームも

2016/11/13

| F50のコンセプトは「公道を走るF1」 |

f50

フェラーリF50の細部を紹介する動画が登場。
F50は1995年に登場していますが、当然ながら当時はネットの普及や動画の普及がなされておらず、そのため知名度が高い割には情報量の少ない車でもあります。

生産は349台と少なく、先代に当たるF40に比べて外観が丸くなったにもかかわらず中身は超ハードに進化しており、エンツォ・フェラーリの息子、ルカ・ディ・モンテゼーモロ、ピニンファリーナ、ニキ・ラウダ等が関った結果、フェラーリのスペチアーレの中においてもかなりスパルタンなモデル。

F50は「公道を走るF1」という理念のもとに開発されていますが、カーボンモノコックにブッシュ類を介せずにそのままダイレクトにエンジンをマウントするという強烈な構造を持ちます(サスペンションもF1風のプッシュロッド)。
エンジンもF1由来の4.7リッター(F1用の3.5Lを拡大)V12で最高出力は513馬力、最高速度は時速325キロ。
振動やノイズがF40に比べても大きく、登場後は一部で非難を浴びたことでも有名ですね。

ルーフの取り外しは可能ですがサービス工場でないと着脱ができず(個人では無理。いったん外すと雨が降ってもすぐには装着できない)、F1のエンジンを積んでいるもののトランスミッションはマニュアルである等、とにかくハードルの高い車という印象があり、当時の新車価格5000万円ということに加え、購入時には(日本だと)フェラーリを6台以上所有していること、という購入条件からも「すべての意味で」敷居の高い車です。

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世界に4台しか存在しない、シルバーのフェラーリF50を日常的に使用する男が登場。
イギリスに住む男性で、子供の送迎やペットの移動、スーパーの買い出しなどもフェラーリF50でこなします。

なおフェラーリF50というと「公道を走るF1」というコンセプトにて作られた、スペチアーレ史上でも最もスパルタンと言えるモデル。
F1のエンジンをダイレクトに(ブッシュなしで)カーボンモノコックにマウントしトランスミッションはMT。
日本だとフェラーリを6台以上所有していることが購入条件とされた車ですが、この超ハードな車を日常的に乗るというのはまさに驚愕です。

なお二名乗ると室内にはスペースが無くなるので、フロントフード内のわずかなスペースにスーパーで購入した食料品を収納しています。

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フェラーリF50がエンジンを始動し走り去る動画。
もっと凶暴な音かと想像していましたが、思っていたよりも静かです。

フェラーリF50はF1にもっとも近い車と言われ、349台のみが製造。
その名が示す通り、フェラーリの50周年を記念したモデルですね。

エンジンは4.7リッターV12で520馬力を発生。
0-100キロ加速は3.9秒、最高時速は325キロ。

製造から20年は経とうかというモデルですが、今見ても美しく魅力的です。

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