あの「アリタリア」カラーをアヴェンタドールに
アリタリアカラーのラッピングが施されたランボルギーニ・アヴェンタドールSVが登場。
アリタリアはイタリアの航空会社で、「アリ(翼)」と「イタリア」とで「アリタリア」。
現在はアブダビのエディハド航空傘下にあり、元フェラーリCEO、ルカ・ディ・モンテゼーモロ氏が会長を努めていることでも知られます。
けっこう再現度は高い
そしてこちらが今回のランボルギーニ・アヴェンタドール。
スポンサーロゴも入ってけっこうヤル気。
フロントバンパーサイドにはサインも見られ、なにかのイベント用に製作したものかもしれませんね。
おそらくはホイールもランチア・ストラトスを意識したカラーへとペイントされているようで、けっこう手の込んだカスタムとも言えそうです。
リアバンパーには「LANCIA」のロゴも見え、オリジナルのランチア・ストラトスに敬意を払っているということもわかります。
アリタリアの機体はこんな感じ
こちらはアリタリア航空の飛行機。
現在は胴体部分のグリーンのライン、「ALITALIA」の文字の位置が異なっていますが、かなりこのカラーが車体に忠実に反映されていたこともわかります。
実はこのカラーのレースカーが走ったのは数年間のみ
ランチア・ストラトスのワークス仕様(1977)がアリタリアをメインスポンサーに持ち、そのため「アリタリア・カラー」を身にまとっていたことは非常に有名。
こちらがそのランチア・ストラトス×アリタリア。
ほかにもランチア・ベータ・クーペ、アバルト125/131などにも同様のカラーリングが見られるものの、やはりその車の特異性からしてランチア・ストラトスが最も有名。
ストラトスがこのカラーを身にまとったのは1976-1977年だと言われますが、わずか2年間でこのカラーリングが世界的に知られるようになった、ということですね(そのため今でもアリタリアカラーのラッピングを施すケースが見られる)。
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VIA:Autogespot