| 絶対に自分でやろうとは思わないほうがいい。絶対にだ |
以前にブガッティ・ヴェイロンのオイル交換を行って話題になったロイヤルティ・エキゾチック・カーズ(Royalty Exotic Cars)ですが、今回はランボルギーニ・ウラカン・スパイダーのオイル交換の様子を公開。
ぼくはランボルギーニ・ウラカン(クーペのほう)に乗ってはいるものの、オイル交換はランボルギーニ大阪さんに任せっきりで、そのため「こんなに大変だとは」思わず、しかしその難易度の高さを知った今、いつもメンテナンスを担当してくれているランボルギーニ大阪さんには感謝の言葉しかありません。
なお、ブガッティ・ヴェイロンのオイル交換は正規ディーラーで行うと230万円もかかるそうですが、ランボルギーニ・ウラカンのオイル交換は(ブレーキフルードと一緒に交換をお願いしたので、エンジンオイル交換のみの費用はわかららないものの)おおよそ4~5万円くらい。
今回動画にて紹介された作業内容を見ると「4~5万円は安すぎる」と思えるほどです。
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なお、ぼくは今までに乗ってきたクルマの多くは自分でオイル交換を行っていて(自宅にチェンジャーを持っているし、フロアジャッキもある)、しかしポルシェとランボルギーニについては「自分でオイル交換を行うのは、さすがにためらわれる」のでディーラーさん任せ。
それでも(今まで自分でオイル交換を行ってきたクルマを基準にした)経験上、「いかにランボルギーニとは言えど、アウディ傘下だし、そんなに難しくはあるまい」と考えていたのも事実。
他の車が「準備と片付け含め、せいぜい20分」くらいで終わっていたので、ウラカンについても「オイルの量が多いだけで、それを抜いたり入れたりするのに時間がちょっとかかって30分もあればできるんじゃないの」と思っていたのですが、それがとんでもない過ちであることが今回の動画から判明しています。
ランボルギーニ・ウラカンのオイル交換手順を見てみよう
ここでロイヤルティ・エキゾチック・カーズの公開した「ウラカンのオイル交換はこうやる」というその方法を見てみましょう。
まずはエンジンフードをオープン。
???なにやら取り出した、延長に延長を重ねたレンチ。
え?そこに入れるの?
ポンプとオイルフィルターみたいなの出てきた!
たしかにエンジンルームにはこんな感じの丸い物体がありますが、まさかその下にフィルターが付いていたとは!(ウラカン・クーペはエンジンフードを開くとこれが目視できる)。
次は下からオイルを抜く作業。
まずはリフトアップして・・・。
アンダーパネルを外す作業。
ぼくはアンダーパネルも小さいものを一枚外すくらいだろうと考えていたものの(整備性を考慮し、そう設計されていると思ってた)・・・。
とんでもなく広い面積のパネルを何枚も外すことに。
結局裏側が丸見えになるまでパネルを撤去。
外したボルトとファスナー。
オイル交換のためにいったい何本外すんよ・・・。
よくショップさんから「ウラカンはちょっと弄ると、手が腱鞘炎になるほどボルトを着脱しないといけない」と言われたものですが、改めて今まで大変な作業をお願いして申し訳ない、と反省。
やっとオイルを抜くことが可能に。
1~2箇所からではなく、もっと多くの場所からオイルが出てきます。
そしてオイルを注入して完了。
作業自体は「カウルを外さなくてはならないかどうか」を除くと、その必要があるブガッティ・ヴェイロンと大差はなく、とてつもなく手間がかかる作業であることがわかります。
なお、ポルシェの場合はブガッティ・シロンやランボルギーニ・ウラカンとは異なり、整備性を考慮した設計がなされていて、オイル交換も「普通のクルマの範囲(よりちょっとは難易度が高い)」。
そう考えると、「ラテン車はとんでもなく整備性が悪い」というのは都市伝説でも昔話でもなく、今現在目の前にある「事実」だと言えそう。
それでは動画を見てみよう
こちらがまさに驚きとしかいいようがない、ウラカンのオイル交換動画、「How to Change the Oil on a Lamborghini Huracan」。