| ランボルギーニ・ウルスはやはりS(スーパー)SUVだった |
ランボルギーニはウルスをして「SSUV(スーパー・スポーツ・ユーティリティ・ビークル」としていますが、今回まさにウルスが「スーパー」であるという動画が登場。
なお、スポーツメーカーたとえばポルシェやフェラーリがSUVに進出する際には頑なに「SUV」という言葉を使おうとしませんが、ランボルギーニの場合は潔く「SUV」と言い切っているのが面白いところ。
そして実際のところ公称値において、ウルスはその加速(0-100キロ加速3.3秒)、最高速度(302km/h)において「SUV世界最速レベル」を誇っています。※加速においてはウルスより速いクルマがある
SUVはブランドイメージを傷つける?
なお、多くの人が言うのが「スポーツカーメーカーがSUVを発売すればブランドイメージが傷つく」。
しかしランボルギーニの場合は「LM002」というSUVの祖先がいて、それでもランボルギーニが「アンチ」を黙らせるために用意したのが「世界最速」という称号だったのだと思われます。
そこで今回おなじみドラッグレース専門ユーチューバー、DragTimesがウルスの加速をテストしていますが、0-100キロ加速において、何本か走って「ベスト」はなんと2.96秒。
これはランボルギーニ・ウラカンの3.2秒(公称値)よりも速いタイムで、一時はニュルブルクリンク最速を誇ったウラカン・ペルフォルマンテの2.9秒に迫るタイム。
つまりはSUVというハンデを背負いながらもスーパースポーツ並に速いのがウルスだということになりますね。
なおメーターはこんな感じで、アヴェンタドールSやウラカン・ペルフォルマンテのようなバー式表示も可能。
右はGフォース、左にはパワーとトルクが表示されるようですね(これはアヴェンタドールやウラカンにはない)。
そしてここまで速いと気になるのがテスラ・モデルX P100Dに勝てるのか、ということ。
DragTimesでは改めてランボルギーニ・ウルスとテスラ・モデルX P100Dとの対決動画を公開するとしていますが、テスラ・モデルX P100Dは「ルーディクラス・モード」を使用すると0-100キロ加速2.28秒をマークすると言われ、さすがのウルスも「太刀打ちできない」かもしれません。
それでは動画を見てみよう
こちらがランボルギーニ・ウルスが驚異の加速を見せる動画、「Lamborghini Urus Launch Control VBOX 1/4 Mile Testing - AMAZING 0-60 time! Can it beat the Model X?」。