ランボルギーニのデザインとマットグレーとはよく似合う
現在世界各地にて続々配備されているランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ。
ニュルブルクリンクの市販車最速タイムホルダーでもあり、900台限定となる希少車でもあります。
先日はカナダのディーラーへと配備されたアヴェンタドールSVJを紹介しましたが、今回紹介するのはやはりカナダ(バンクーバー)へと届けられた、顧客注文済みのアヴェンタドールSVJ。
マットカラーはランボルギーニのようなエッジの効いたデザインにベストマッチ
新型トヨタGRスープラについても「生産第一号」はマットグレーを採用しており、オークションにて高値を記録したのは記憶にあたらしいところです。
以前は「マット」というとブラックが主流ではあったものの、近年のクルマはデザイン技術が向上しボディパネルの構成が複雑になってきているため、マットグレーのほうが「陰影が出て」より立体的に見えるようにも思えますね。
そしてこのアヴェンタドールSVJにはオプションにてリヤフェンダーに「SVJ」ロゴが入っていて、これは「グロス仕上げ」。
このロゴは「塗装」と「ステッカー」両方が用意され、しかし光沢が異なるところを見ると、これは「ステッカー」なのかもしれません。
さらにテールパイプやホイールなど各パーツも「ブラック」仕上げなところがさらに凄みを増しているところでもありますが、まさに見た目はクルマというよりは「戦闘機」。
なお、ブレーキキャリパーは「グリーン」ですが、これはかなり珍しい選択。
この「グリーン」は比較的最近選べるようになったカラーで、まだまだ選ぶ人も少なく、よってかなり目新しく感じられますね。
そしてインテリアはブラックのアルカンターラをベースにしながらグリーンのアクセント入り。
マット、センターコンソール、シート、ステアリングホイールにグリーンが用いられることになりますが、ステアリングホイールのセンターにもグリーンのラインが入ります。
なお、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのボディカラー選択肢はかなり多く、標準(オプション含む)の範囲内で49色。
中にはパープルやゴールド、そして過去のランボルギーニに採用されていた歴史的なカラーも含まれていて、ランボルギーニ最新モデルの「ウラカンEVO」でも同様の傾向が。
ぼくはこれまでランボルギーニの数少ない弱点のひとつは「内外装の選択肢の少なさ(フェラーリに比べると圧倒的に少ない)」だと考えていましたが、やはりそういった声も多かったのか、徐々にその選択肢を拡大しており、さらに魅力を増しているようですね。