ただし修理は言うほど簡単じゃない
ユーチューバー、goonzquad氏が廃車となってスクラップヤードに置かれたランボルギーニ・ウラカンRWDを格安にて入手。
これを修理して再び動かそうということですが、このウラカンは右フロントからサイドにかけてを大きく破損。
動画はいくつかのシリーズに分けて公開されていますが、分解したりパーツを作ったり、はたまたニコイチにしたりという様子が面白く、ここでその内容を見てみましょう。
見た目のダメージは甚大だが
このウラカンの現状ですが、右斜め前からなにかにヒットし、そのままサイドにまで破損が及んだという感じ。
よってフロントの破損は大きく、ホイールも割れているものの、うまいぐあいにホイールが衝撃を吸収してくれ、深部にまでダメージは及んでいないようですね。
そしてユーチューバー氏はウラカンを積車に積んで引取り。
状況を把握するためにまずは車体をきれいに。
その後破損状況を確認してゆきます。
それでは動画を見てみよう
動画は現在7本。
引取から清掃→パネル引っ剥がし、部品取りのために炎上したウラカンを購入するパートなど。
こちらがその動画第一弾。
まずは対象となるウラカンを引き取り、ガレージに持ち帰った様子が収められています。
そしてこちらは第二弾。
交換に必要なパーツを外してゆく様子が収録されており、「ウラカンの中身はこうなっていたのか」と初めて知ることになった部分も。
第三弾もまだまだ分解中。
ボディパネルをごっそり剥ぎ取っていますが、ウラカンのCピラーやリアフェンダーは一般的なクルマと異なって「モノコック一体」ではなく「ガワを貼り付けているだけ」であることがわかります。
第四弾はエンジン付近を分解し、動作もチェック。
第五弾では使える部分とそうでない部分とを判断し、生き残っている部分をチェック。
バッテリーを接続してエンジンをスタートさせていますが、マフラーを装着していないのでかなりな爆音を轟かせることに。
ただ、マフラーがあってもなくても「音質が同じ」なのは非常に興味深いところです(ウラカンのあのサウンドは、”作った”ものではなかった)。
第六弾ではパーツ取りのために別の「廃車になった」ウラカンをチェック。
第七弾では、二台のウラカンを「ニコイチに」する過程を収録。
最初のウラカンはフロントにダメージを受けていて、二台目はリアにダメージを受けているため、生き残っているパーツを移植するという作戦を展開しています。
第八弾となると、かなり車体が完成に近づいていますが、まだまだ足りないパーツはたくさんあり、どうしてもリビルトパーツが手に入らないものは新品パーツを購入したり、もしくは自作したり。
※追記
第九弾も公開。
こちらは「エキゾーストシステムなしで」テストドライブを行っています。
現在公開されているのはここまでですが、あと数回で「完成」しそうな勢いであり、そのウデには感心させられます。
なお、アメリカでは「廃車になったクルマを修理して乗る」というケースが多く、というのも日本のようなキツい車検がないからなのかも(ボディ形状やエンジンが変わってもうるさくない)。
そのために「廃車専門サイト」のようなところもあって、格安でスーパーカーを入手し、修理する人も多数。
よって、不動車となってもそれなりの需要はある模様。
格安で購入してきたアウディR8が簡単に甦った例も。
激安日産GT-Rを購入したユーザーも。
VIA:goonzquad