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見た目はまんまカスタムカー!ランボルギーニがウルスに「初」の特別仕様車を追加。ホイールにはボディカラー同色ライン入り

2020/06/19

| 全然気づかなかったが、今までウルスにはパールカラーの設定がなかったようだ |

ランボルギーニがウルスに対し、初の特別仕様車を発表。

これは「パールカプセル」と題されたシリーズで、ボディカラーに「ジアッロ・インティ(イエロー)」「アランチョ・ボレアリス(オレンジ)」、「ヴェルデ・マンティス(グリーン)」という4層パールカラーを採用し、ルーフやドアミラー、リアディフューザー、トランクリッドスポイラー、ホイール他にグロスブラックのコントラストを採用したもの(テールパイプはマットグレー)。

これに呼応するように、インテリアも特別仕上げとなっています。

ウルスで選べるボディカラーはずいぶん増えた

なお、ウルスの発売当時に選択できたボディカラーは13色で、この中にイメージカラーであるイエロー(Giallo Auge)が含まれていたものの、これはソリッド仕上げ。

つまり「パールイエロー」ではなく、更にいうならば、今回の「パールカプセル」が設定されるまではパールカラーの設定がなかったようです(メタリックやマット仕上げは選択可能だった)。

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今回用意されたアランチョ・ボレアリス、ヴェルデ・マンティス、ジアッロ・インティはいずれもガヤルドやウラカンにて親しまれてきたカラーであり、今回の「パールカプセル」設定にあたって、ランボルギーニCEOであるステファノ・ドメニカリ氏は「ウルスの顧客の80%ははじめてランボルギーニを購入する人々であり、そのうち10%は女性だ。選ばれるボディカラーは多種多様だが、ランボルギーニの伝統的なカラーを体験して欲しい」と語っています。

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ちなみにランボルギーニのボディカラーのほとんどは神話や星座に由来していて「ヴェルデ・マンティス」の場合、ヴェルデ=緑、マンティスはギリシア神話に登場する「預言者」をさすものと思われます。

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「マンティス」そのものはカマキリの意ですが、カマキリが両手をすり合わせるような動作を行う様子と、預言者が手を合わせて神託を頂戴する様子が似ていることからマンティス=預言者と呼ばれるようになったと言われます。

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ランボルギーニのモータースポーツ部門、「スクアドラコルセ」のイメージカラーもヴェルデ・マンティスであり、イエローと並んでランボルギーニを象徴する色ということになりそうです。

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アランチョ・ボレアリスだと、アランチョ=オレンジ、そしてボレアリスはギリシア神話に登場する北風の神。

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ガヤルドに採用されていたボディカラーですが、非常に高い人気を誇り、1,2を争う人気だったことも。

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グリーンのウルスはこれまで「ST-Xコンセプト」の発表があったので既視感があるものの、オレンジはこれまでウルスに設定されていなかったので、かなり新鮮な印象がありますね。

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ホイールは23インチサイズのシャイニーブラック仕上げ、そして外周にはボディカラーとマッチしたラインが入ります(ランボルギーニがこういった仕様を採用するのは大変めずらしい)。

ブレーキキャリパーもボディカラーにあわせたカラーにペイントされていますね。

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今回オフィシャルフォトはないものの、ジアッロ・インティはウラカン・ペルフォルマンテとともに登場したボディカラーで、ジアッロ=イエロー、インティ=インカ神話に登場する太陽神。

イエローはそのエンブレムが示すととおりランボルギーニにとって非常に重要なカラーでもあり、アメリカでは「もっともランボルギーニらしい色」としても認識されています(だからこそウルス発表時にイエローを用意したのだと思われる)。

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なお、こちらは現在ウルスに用意されるボディカラー全色。

もちろん、これに不足があればオーダーにて「いかようなボディカラーにも」塗ってくれます。

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なお、今回の「パール3色」のほかにも、新色として「グリージョ・ケレス」が追加されており、このボディカラーについては公式動画も公開されています。

ウルス・パールカプセルのインテリアはこうなっている

こちらはウルス・パールカプセルのインテリア。

ウルスでは「初」採用のアルカンターラ2色スプリットが採用され、かなり特別な仕上がりを持っていますね。

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そのほか、専用ステッチ、スモールインテリア・カーボンパッケージ、ブラックアルマイト仕上げのアルミニウムインサートを持ち、エクステリア同様、コントラストの強い仕上がりに。

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すでに日本のランボルギーニ公式サイトでも情報が公開されており、価格の表記はないものの、おおよその価格はもう出ているかもしれません(欧州では186,134ユーロ、米国では218,009ドルに設定されている)。

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VIA:Lamborghini

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