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【動画】ランボルギーニ・ウラカンEVOはこうやって作られる!新工場は設備充実、「壊れる」というイタリア車の都市伝説ともオサラバ

2020/06/23

| ランボルギーニ・ウラカンEVOの構造を知る上でも有用な動画 |

さて、これまでにも様々な自動車メーカーの工場をドキュメンタリー形式にて紹介してきたWELT Documentary。

今回はランボルギーニの新しくなった工場にて、「ウラカンEVO」を製造する様子をレポートしています(従業員がマスクをしていないところを見ると、コロナウイルス前のようだ)。

49分と長丁場ですが、デザイナーのミッチャ・ボルカート氏、エンジニアのマウリッツォ・レッジャーニ氏、そしてステファノ・ドメニカリCEOのインタビューも収録された「保存版」となっています。

ランボルギーニの工場はこんな感じ

ランボルギーニ本社と工場とがあるのはイタリアのサンタアガタ・ボロネーゼ(ボローニャ)。

かなりな田舎ですが、これは創業者であるフェルッチョ・ランボルギーニが「のちの工場拡張を見込み、土地取得を容易にするため」とも言われています。

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新しく拡大された工場はこんな感じ。

同地域周辺にはフェラーリ(直線距離だと60キロくらい)、マセラティ、パガーニ、ドゥカティなどの本社や工場があり、多くのカロッツェリアも点在しています。

もともとはフェラーリやマセラティがこの地で創業し、そのボディや生産を手掛けるカロツェリアがオープンしたり、サプライヤーが続々誕生したことから「ハイパフォーマンスカー関連企業」が集中したようですね。

そのため、新たにハイパフォーマンスカーを作ろうとする企業は、この地域に会社を設立することも多いようです(アレスデザインなど)。

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ランボルギーニ・ウラカンはこうやって作られる

そしてここからがランボルギーニ・ウラカンEVOが製造される工程。

まずはオールアルミ製のボディが工場へと運ばれてきます。

このボディについては、アウディの持つ工場によってR8とともに製造され、検品された後にランボルギーニへと運ばれるとも言われますが、実際はどうなのか不明。

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そこから電装品の組付け。

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なお、センタートンネルとリアバルクヘッドあたりが「黒く」なっていますが、これは該当部分が「カーボンファイバー」が採用されているため。

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その後はダッシュボードを組み立てて取り付けます。

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こちらはウラカンをベースとしたレーシングカー、「スーパートロフェオ(もしくはウラカンGT3)」。

ガヤルド時代だと、完成したガヤルドをいったん分解してレーシングカーへ改装していましたが、ウラカンへとスイッチしてからは、ロードカーのウラカン、そしてレーシングカーのウラカン・スーパートロフェオ/GT3が同じラインで組み立てられています。

つまり、ウラカンのロードカーとレーシングカーとは当初からあわせて設計され、共通する設計・構造やパーツも多い、ということになりますね(レースに参加するプライベーターにとっては、メンテナンスが容易で、かつパーツ入手コストが安価というメリットがある)。※実際のところ、ウラカンの外板はAピラーとルーフ以外は「簡単に外せる」という

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こちらはエンジンアッセンブリーライン。

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ブレーキ組み立てたてライン。

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各コンポーネントを組み込んだ後にはリアハッチを取り付け。

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様々なパーツを取り付けた後はアライメントのチェックと設定。

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ボディパネルのギャップ測定も専用の治具を用いて行う様子が収録されています。

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排ガス等のチェックも。

こうやって完成したウラカンEVOは出荷され、オーナーのもとへと旅立つことになります。

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その他にはこんな工場動画も公開されている

そしてこちらがほかにWELT Documentaryの公開している工場の動画。

まずはブガッティ・シロンの製造風景です。

こちらはブラバスの工場。

さすがにチューニングカンパニーだけあって「職人の手作業」が多いようですね。

参照: WELT Documentary

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