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【動画】ランボルギーニ エッセンツァSCV12を購入するということは「体験を手にすることである」。その詳細、数々の特権が紹介

2020/09/16

| スーパーカーメーカーは「クルマ」ではなく「特別な体験」を売る時代に |

さて、ランボルギーニは7月にサーキット走行専用ハイパーカーとして「エッセンツァSCV12」を発表していますが、今回はその詳細について紹介する動画を公開。

このエッセンツァSCV12はアヴェンタドールをベースとしており、エンジンはアヴェンタドールと同じ6.5リッターV12ながらも出力は「ランボルギーニ史上最強」の「830馬力へ。

ただし車両の前後はサーキット専用ということもあって新しく設計しなおされ、それはインテリアも同様です。

通常、サーキット走行専用モデルというとそのデザイン性は二の次になりがちですが、ランボルギーニの場合は内外装にわたり”ランボルギーニらしさ”がいかんなく発揮されていて、競技専用らしからぬこだわりを持つのも特徴のひとつ。

エッセンツァSCV12はこんなクルマ

そして今回エッセンツァSCV12を紹介するのはランボルギーニのモータースポーツ部門、スクアドラコルセのアドリアーノ・トッツィ氏。

エッセンツァSCV12そのものがスクアドラコルセよりリリースされており、そのためにスクアドラコルセのイメージカラーでもあるヴェルデ・マンティスが前面に押し出されています。

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まずはエンジンについてですが、現在のところランボルギーニのロードカーには採用されていないラムエアーシステムを採用しているようですね(これによる出力アップがどれくらいなのかはわからない)。

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ブレーキシステムは競技用。

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カーボン製モノコックはアヴェンタドールと共通ですが、これはロールケージなしでもFIAの求める強度を担保している、とのこと。

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トランスミッションはアヴェンタドールの7速ISRから競技用の6速シーケンシャルへ。

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エッセンツァSCV12のステアリングホイールはこうなっている

そしてこちらはエッセンツァSCV12のステアリングホイール。

こちらもやはり競技用パーツなのでロードカーとは全く異なり、ほぼ全ての車両設定をここで行えるようになっています。

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まず左上はデフとプリロード設定。

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右中央のダイヤルはトラクションコントロール。

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左側のダイヤルはABS。

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そして下のレバーはクラッチ調整にエンジン(燃料)マップの変更。

エッセンツァSCV12の購入者にはこう言った特典がある

そして世界でわずか40人しかいないエッセンツァSCV12のオーナーの享受できる特典についての説明。

まず「特別な納車式」が開催され、同時にシェイクダウンも行われるようです。

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そしてトラックデイズ(サーキットイベント)、要望に応じ、スクアドラコルセによってサポートされるサーキット走行体験、エッセンツァSCV12のオーナーのみに入会が許されるクラブ会員の権利付与が挙げられています。※これを購入できるお金があったとしても、特権を体験する時間がないと楽しめそうにない

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なお、フェラーリはかなり早い段階から「コルサ・クリエンティ」なる、フェラーリのレーシングプログラムへと参加するオーナー向けのクラブがあり、ランボルギーニもこれを参考にしたプログラムを展開するのかもしれません(ランボルギーニの現CEOは元スクーデリア・フェラーリのCEOでもある)。

マクラーレンやアストンマーティンも「サーキット走行専用モデル」を顧客へと販売していますが、そのオーナーに対し、レーシングドライバーによるマンツーマンでのトレーニングなど数々の「特権」を与えて優遇しているようですね。

参照:Lamborghini Squadra Corse

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