| ブルーにホワイトという爽やか使用 |
さて、ランボルギーニがその創業者、フェルッチョ・ランボルギーニの生誕100周年記念として発売した限定車「チェンテナリオ/チェンテナリオ・ロードスター」。
生産台数はわずか20台、新車時の価格は約2億5000万円というクルマです。
そして今回、人気ユーチューバーのダグ・デムーロ氏がこのチェンテナリオ・ロードスターのレビューを公開しており、その内容を紹介してみたいと思います。
その仕様は何から何まで特別すぎた
このチェンテナリオ・ロードスターは前半分がライトブルー、車体後部がネイビー、そしてアクセントはホワイトという爽やかな仕様を持っています。
それぞれのカラーはソリッドではなくメタリック(もしくはパール)仕上げとなっていて、日光による美しい陰影が見られますね。
車体下回りのエアロパーツ、ホイールのカバーはカーボンファイバー製。
フィンやスリットの方向を見るに、ブレーキの熱を排出するという目的ではない模様。
なお、ホイールのラインそして「ピレリ」「Pゼロ」の文字はペイントではなく「貼り付けて」いるようです。
リアフェンダーには巨大なエアインテーク。
リアバンパーというかリアセクション下部は「何もない」状態でリアタイヤが丸見え。
しかも相当な太さがあり、しかもハイグリップタイヤなので相当量の小石を巻き上げるものと思われ、このクルマの後ろだけは走りたくないな、という感じですね。
US仕様なのでリアウインカーはオレンジではなくレッド。
フロントは普通にオレンジに発光します。
ヘッドライト内部はかなり凝った構造を持つ模様。
エンジンフードも独特な形状。
エンジンベイ内部のクロスバーもカーボンファイバー製です。
フロントトランクはかなり狭く、これは左右にエアアウトレットがあるため。
チェンテナリオのベースはアヴェンタドールですが、アヴェンタドールにはこのエアアウトレットがないため、この「倍」くらいのフロントトランクを持つのとは対照的ですね。
ランボルギーニ・チェンテナリオ・ロードスターのインテリアはこうなっている
こちらはチェンテナリオ・ロードスターのインテリア。
ブラックのアルカンターラをベースに用いています。
ステッチほかパイピングなど、アクセントはブルー。
ドアインナーパネルのアルカンターラにはヘキサゴン形状のカッティングが施されていますね。
センターコンソールほかのトリムはカーボンファイバー製。
なお、ベースとなるアヴェンタドールともどもエアコン吹き出し口が「普通すぎる」と言われることもありますが、実際に乗ってみると目立たないようにデザインされていることもわかり、経験上「全然気にならない」とも考えています。
メーターはこう。
中央そして右側の車体を示すアイコンはちゃんと「チェンテナリオ・ロードスター」ですね。
その後は実際にチェンテナリオ・ロードスターに乗ってドライブ(羨ましい!)。
ランボルギーニ・チェンテナリオ・ロードスターの評価は?
ちなみにこちらはダグ・デムーロが各項目に従いクルマを評価する「ダグスコア」。
ランボルギーニ・チェンテナリオのスコアは各項目10点満点中、「スタイリング:9」「加速:10」「ハンドリング:9」「楽しさ:10」「クールさ:10」「装備:6」「快適さ:3」「品質:7」「実用性:1」「価値:5」の合計70点。※実用性「1」というのがちょっとユーモラス
このダグスコアにおけるトップはブガッティ・シロンですが、よく言われるとおり、快適性において高いスコアを獲得しているようですね(品質スコアがそこまで高くないのが意外)。
参照:Doug DeMuro