| さらには自分なりのオリジナル要素盛り込んだようだ |
完成までには二週間
さて、米ユーチューバー、デビッズ・ジョーンズ氏が「ダンボールでアヴェンタドールを作成」し、さらに(人力)走行可能な仕様へとバージョンアップさせる動画を投稿。
同氏はロサンゼルスでランボルギーニの実車に乗せてもらって以来ランボルギーニが頭から離れなくなり、しかし購入するお金もなく、であれば「自分で作るしかない」と思い立ったようですね。
なお、このダンボール製ランボルギーニの「型」はネットにて販売されているものを購入してきた、とのこと。
ちなみにこの販売先「Visual Spicer」については以前にも紹介したことがあり、ランボルギーニ・アヴェンタドールのほか、カウンタック、コルベット、パガーニ・ウアイラ、マクラーレンP1といったラインアップを揃えています。
まずはダンボールの仕込みから
そしてデビッド・ジョーンズ氏は素材となるダンボールを仕入れにホームセンターへ。
そして購入した「型」をダンボールに転写したいのですが、そういった大きな印刷機はなく・・・。
そこで考えたのが、データをプロジェクターでダンボールに転写し、そこからカットするという方法(ナイスアイデア)。
こちらはホイールを切り出しているところ。
それを接着し・・・。
タイヤ/ホイールが完成。
その後はひたすら組み立ててゆきます。
ちなみに元の型紙を5.7倍に拡大しているそうですが、実車に比較すると80%くらいのサイズになっているように見えますね。
完成するとこんな感じ。
ただし目指すのはそこからもっと「先」だった
しかしながらこのデビッズ・ジョーンズ氏、いったんこのペーパークラフトを製作してみると「走らせたい」という衝動に駆られることに(最初から走行を念頭に置いていたわけではないようだ)。
そしてこのダンボール製アヴェンタドールの下に仕込むシャシーを作成開始。
シートはこの樹脂製チェアをカットして使用します。
完成したシャシーがこちら。
ちゃんとステアリングラックも装着され、ハンドルを切ることも可能。
なお、電動スケートボード用のバッテリーとモーターを仕込んで自走させることも考えたものの、パワーが足りたいために人力で走行させることを選んでいます。
完成したらこうなった
そしてシャシーの製作に1週間を要し、ようやく完成しガレージから表へと出されることに。
そこから車道へ。
ちなみに「HONDA」とあるのは、このユーチューバー氏がホンダ車のオーナーだからだと思われます。
その上には「Cardborghini]」という文字がありますが、これは「Cardboard(ダンボール)」と「Lamborghini」とをかけあわせたもので、日本の会社がダンボール製ランボルギーニを製作した際に報じられた「ダンボルギーニ」と同じ考え方ですね。
一見自走しているように見えますが・・・。
じつはこんな感じで、必死になって足で地面を蹴っています。
なお、デビッズ・ジョーンズ氏はかなりこの作品を気に入ったようで、ペーパークラフトのオリジナルの「型」に手を加え、シザースドアが開閉できるようにしたり、ウインドウに樹脂製の板を貼ったりとバージョンアップ。
今後もさらなるカスタムが見られるかもしれませんね。
ダンボールでランボルギーニをつきってみた動画はこちら
参照:davidsjones