| おそらく新型ランボルギーニ・ウルスはかなりアグレッシブなルックスを持つことになりそうだ |
その名称はおそらくランボルギーニ・ウルス「EVO」?
さて、スパイビデオ系ユーチューバー、Varryx氏がテスト中のランボルギーニ・ウルスを捉えた動画を公開。
おそらくはフェイスリフト(マイナーチェンジ)モデルだと思われ、前後バンパーとその周辺に変更が見られます。
現在のところ、このフェイスリフト版ウルスは「ウルスEVO」と呼ばれるのではと考えられていますが、フェイスリフトに「EVO」という名称を与えるのは前CEO、ステファノ・ドメニカリ氏の導入した慣例であったので、現CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏がこれを継続するのかどうかは不明です(ただし、もはやフェイスリフトにて「EVO」を用いることが浸透したので、ガソリンエンジン世代ではこれを継続し、その後の世代で心機一転切り替えるのかも)。
フェイスリフト後のランボルギーニ・ウルスはこう変わる
そして今回の動画を紹介したいと思いますが、まずはランボルギーニ本社から出てくる現行ウルス。
その後を追うように出てくる、カモフラージュが施された新型ウルス。
連なって走る新旧ウルス。
そこで両者の比較となりますが、リアフェンダー後ろからのエア排出構造に変更があり、新型ウルスでは現行と逆の角度にてスリットが設けられています。
そのほかリアバンパーの段差がより明確になり、リアディフューザー付近を含めてラインがシンプルになるようにも見えますね。
そしてこちらはフロントですが、「Y字」状のデザインがなくなり・・・。
バンパーのサイド部分のインテークが小さくなって上部、そして左右端の構造がちょっと変わるようですね。
フロント両サイドには「テルツォ・ミッレニオ」のような、横を向いたY字状の構造が採用されているようにも見えます。
さらに中央のインテーク形状も変更に。
こちらもリアセクション同様にラインが整理され、「ハの字」と「水平」のみで構成されることになりそうです。
おそらくヘッドライトとテールランプは(アヴェンタドール/ウラカンのフェイスリフト同様に)デザインが変わらず、しかしブラックなど「塗り分け」そして別体パーツによって大きく雰囲気が変わることになるものと思われます。
そしてこれらの変更を見るに、フェイスリフト後のウルスはこれまで以上にアグレッシブなルックスを持つことになる模様。
なお、現在のところインテリアや搭載されるエンジンについての情報はなく、しかしインテリアだとインフォテイメントシステムのアップデートが「ありうる」内容だと思われます。
エンジンはまず間違いなく現行の「4リッターV8ツインターボ」を搭載すると思われるものの、この厳しい環境規制の中ではパワーアップが難しいかもしれず、しかしポルシェ・カイエン・ターボGTとの競合上、パフォーマンス面でなんらかのアップデートを行ってくることは間違いないと考えて良さそうですね(ランボルギーニがパワーアップのないフェイスリフトを行うとは考えにくい)。
そして期待されるのは「プラグインハイブリッド」バージョンの投入ですが、今回のプロトタイプには高電圧ステッカーが貼られていないので「ガソリンオンリー」だとも思われ、ハイブリッドモデルの投入についてはまだまだ先になるのかもしれません(車体やエンジンなど多くを共有するポルシェ・カイエン、ベントレー・ベンテイガにPHEVがラインアップされていることを鑑みるに、ウルスにそれがないのはちょっと不思議)。
フェイスリフト版と思われるランボルギーニ・ウルスが走行する動画はこちら
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参照:Varryx