| だがしかし、けして真似してはならない |
バーの下を完全に抜けることができたわけではなく、ちょっとルーフの上を擦ったもよう
さて、韓国の駐車場にて、ランボルギーニ・アヴェンタドールSロードスターが「駐車料金を払わず」料金所のバーの下をくぐって出ていった、という動画が公開に。
これは韓国の水原市にある商業施設での駐車場において撮影されたものだとされ、アヴェンタドールSロードスターがバー(遮断棒)の下をくぐり、そのまま出ていってしまう一部始終が収められており、つまり駐車料金を踏み倒したということになりますね。
どう考えても駐車料金を踏み倒すメリットはなさそうだが
そこで実際の様子を見てみたいと思いますが、料金所ではこんな感じでけっこう多くのクルマが出庫しています。
そしてアヴェンタドールSロードスターの番がやってきて、一旦停止するものの・・・。
ゲートの下をくぐり・・・。
そのまま出ていった!
動画を見ると、アヴェンタドールSロードスターはバーを「押し上げるようにして」その下をくぐっており、つまりはルーフとバーとが接触しています。
もちろんこれによって塗装面に傷が入るのは間違いなく、たとえ再塗装を要しないわずかな傷であってもそれを磨いて落とすのに駐車料金(本来支払う必要の合った6万ウォン=日本円で5800円くらい)以上のコストがかかるであろうことも容易に想像でき、ここまでして駐車料金を踏み倒す必要はなったくなさそうです。
加えて、周囲には何台かのクルマがおり、真後ろにはこの動画の撮影者がつけているので、こういった行為をすればすぐに「晒される」ことも予測できたはずなので、モロモロ考えてもこの行為はまったく理解できない、と思います。
もしかすると(いったん停止しているので)駐車料金を支払おうとしたものの、手持ちのお金がなかったり、受付できない高額紙幣しかなかったのかもしれませんが、それにしてもインターホンで係員を呼ぶべきであり、ますます「クルマに傷をつけてまで」駐車料金を踏み倒した理由はまったくの謎。
ちなみに撮影者によると「もともと料金を払うそぶりが見えなかった」とのことで、もしかするとこのランボルギーニ・アヴェンタドールSは同様の行為の「常習犯」なのかもしれません。
なお、韓国では高級車や高級スポーツカー、スーパーカーの人気が高く、その理由は主に「ステータスシンボル」として捉えられているためだといいます。
実際に高額車両がよく売れており、少ない所得でも購入できるように多彩なファイナンスプログラムも用意されている、とも報じられていますね。
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ランボルギーニ・アヴェンタドールSが駐車料金を支払わずに駐車場を出てゆく動画はこちら
実際のところ、ランボルギーニは「駐車料金の踏み倒し」が可能なのか?
なお、ぼくがはじめてランボルギーニを購入したとき、いちばん気になったのが「ETCゲートや、駐車場のバーの下をくぐれるのか」。
もちろん料金を払いたくないという意味ではなく、映画などでときおり見かけるあの映像は事実なのかどうかを知りたかったわけですね(「トランスポーター」でも、ジェイソン・ステイサムがムルシエラゴで料金所のバーの下をくぐり抜けていた)。
ただ、実際にランボルギーニに乗ってそういったバーに近づいてみると「絶対に無理」ということもわかり、日本の遮断バーはかなり低い位置に取り付けられているもよう。
ちなみにランボルギーニ・アヴェンタドールの車高は1136ミリ、ランボルギーニ・ウラカンは1165ミリ、フェラーリ296GTBは1187ミリ、フェラーリF8トリブートは1206ミリ、マクラーレン720Sは1196ミリ、ロータス・エミーラは1225ミリといった数字なので、アヴェンタドールはスーパーカーの中でも「ひときわ低い」ということがわかりますね。
参考までにですが、フロントスクリーンのないフェラーリ・モンツァSP1/SP2だと全高1155ミリ、マクラーレン・エルバはなんと850ミリなので、これらだと日本のゲートでも「下をくぐれる」かもしれません。
参考までにですが、こちらはアメリカの駐車場にて、ランボルギーニ・ムルシエラゴ(全高1135ミリ)が駐車場のバーの下をくぐる動画。
アメリカはトラックなど大きなクルマが多いので、バーの高さも他の国よりは高いのかもしれませんね。※料金は支払い済みの上での実験なのだそう
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