人気インフルエンサー所有、ワンオフ仕様のランボルギーニ・アヴェンタドールSVJとマツダCX-5とが激突し炎上！貴重な限定スーパーカーがまた一台、この世を去る

｜　けが人は報告されるも幸いにも死者は出ておらず、しかしアヴェンタドールSVJとマツダCX-5は昇天　｜

ここまで燃えるとは、よほどあたりどころが悪かったようだ

さて、イギリスはマンチェスター郊外にて、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJとマツダ・CX-5が衝突するという事故が発生。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは大きく炎上し、乗員2人が負傷したと報じられています。※死者は出ていない

一方のマツダCX-5の乗員は幸いにも無傷だったそうですが、アヴェンタドールSVJにつき（マツダCX-5も）、画像を見る限りだとおそらくは修復が不可能かもしれません。

なお、この事故にはいくつか特筆すべき点があり、ひとつは事故に遭ったのが「非常に貴重な、限定スーパーカーのランボルギーニ・アヴェンタドールSVJであったこと」、2つ目はその所有者が「世界的に有名なインフルエンサーの所有であったこと」、3つ目が「運転していたのはおそらく、そのクルマをレンタカーとして借りた人々であったこと」。

このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは「特別仕様」

このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJはただでさえ貴重な限定モデルであるうえ、ランボルギーニのパーソナリゼーションプログラム「アドペルソナム」を使用して製作したワンオフモデルであり、そのボディカラーは「ヴィオラ・アシファ」というこの個体の専用色。

なお、このヴィオラ・アシファは、オーナーであるアリーム・イクバル（別名ロード・アリーム）氏の母親にちなんだ色味と名称を持っており、2019年の納車時には大きな話題となった他、同氏は同じボディカラーを持つウラカンの納車も受けています。

ちなみにこのロード・アリーム氏はロンドンにて高級車専門のレンタカー会社「プラチナム・エグゼクティブ・トラベル」を家族とともに経営しており、インスタグラムはじめSNSではその豪華な暮らしっぷりが話題となっている人物です。

ただ、このロード・アリーム氏に対しては批判的な人も多く、それは彼が他人を見下した行動を取ることがあるため。

過去には、彼を（交通違反で）取り締まろうとした警官に対し、「俺の靴（クリスチャン・ルブタン）だけでもお前の月給より高い」と言い放つなどその態度が常々問題視されており、2014年には所有する車両に放火されたことがあるほか、今回の事件に関しても批判的なコメントが多く（同氏のSNSに）寄せられているもよう。

実際に運転していたのは「別人」の可能性

なお、ロード・アリーム氏はこのアヴェンタドールSVJを非常に大事にしており、過去には「このアヴェンタドールSVJは、自身の事業であるレンタカービジネスに供することはない」、つまり貸し出されることはないと言われていたものの、今回の事故に関してはロード・アリーム氏が運転していたわけではなく、というのも彼のSNSによると、ロード・アリーム氏は現在国外に滞在しているため。

よって今回事故を起こしたのは別の人物であり、おそらくは（貸し出さないとされていたものの）レンタカーとして借りた人物がクラッシュさせてしまったのでは、と言われているようですね。

この事故の規模は非常に大きく、一時道路が3時間ほど封鎖されるなどの対応がなされたようですが、ロード・アリーム氏、そしてプラチナ厶・エグゼクティブ・トラベル社からはなんらかのコメントや公式発表は出されておらず、しかし追ってなんらかの声明が発表されるのかも。

いずれにせよ、この美しいランボルギーニ・アヴェンタドールSVJがまた一台、この世から去ったということになり、こうやって限定モデルの数がさらに少なくなってゆくのだ、という悲しい現実を思い知らされる事故でもありますね。

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参照：Carbuzz, Mail Online, Lord Aleem, London & UK Street News(Twitter)