時代は変わったな・・・。キアのファミリーEVがドラッグレースにてランボルギーニ・アヴェンタドールSVJに匹敵。つい数年前までは誰も想像できなかっただろう【動画】

｜　実際の数値を見ても、なんとキアEV6 GTのほうがアヴェンタドールSVJよりも優れるトルクを持っていた　｜

今後はアヴェンタドールよりも速いエレクトリックセダンやミニバンが出てくるかもしれない

さて、英国Carwowが「ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJと、キアEV6 GTとのドラッグレース対決」なる動画を公開。

常識的に考えてこの組み合わせは滑稽としか言いようがなく、全く勝負にならないだろう・・・と考えていたものの、実際に動画を見るとスタートは完全にキアEV6 GTがリードしており、終盤にてアヴェンタドールSVJに抜かれるものの、タイム的に見てその差はわずか1秒にとどまっています。

わずか数年前まで、大衆車メーカーのキアのクルマがドラッグレースに参加したり、まさかアヴェンタドールSVJに比肩しうるとは夢にも思わなかったわけですが、電動化の力を借り、時代はここまで変わったということになりますね。

参考までにですが、キアは過去に（公式で）ランボルギーニ・アヴェンタドールと自社のセダン、フォルテとを比較する動画を公開していて、しかしこの時はまさか自社のクルマが「ドラッグレースにて、ランボルギーニと比肩するようになるとは」とは考えもしなかったのかもしれませんね。

キアEV6 GTのトルクはアヴェンタドールSVJのそれを上回る

なお、キアEV6は2つのエレクトリックモーターを搭載し、最高出力は577馬力、最大トルクは740NmというEV。

ただし見ての通りスポーツカーではなく、5ドアハッチバックという完全なるファミリーカーです。

一方のランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは6.5リッターV12エンジンを車体ミッドに搭載し4輪を駆動するスーパーカーで、最高出力はキアEV6 GTを遥かに上回る770馬力、最大トルクは720Nmというスペックを誇ります。

実際にキアEV GT6とランボルギーニ・アヴェンタドールSVJがドラッグレースを走ったらこうなった

そしてキアEV GT6とランボルギーニ・アヴェンタドールSVJが実際にドラッグレースを走った結果につき、まずスタートは述べたとおりにキアEV6 GTの圧勝。

ただし出だしのみではなく、中盤までそれが続いているのは驚愕に値するところ。

このままアヴェンタドールはキアEV6 GTを抜けないんじゃないかという雰囲気すら漂わせるものの・・・。

なんとかキアEV6 GTをパスして10.9秒にてゴール。

ちなみにこの動画ではアウディ E-Tron GTもドラッグレースに参加させており、そのゼロヨンタイムは11.2秒。

なお、キアEV6 GTのタイムは11.9秒なので、アウディE-Tron GTに対してもかなりの競争力を発揮しているということになりますね。

まさにキアEV6 GT恐るべしという感じですが、今後色々な自動車メーカーから様々なEVが発売されるに際し、中には「スーパーカーよりも加速に優れるセダンやミニバンなどのファミリーカー」が登場するのかもしれません。

キアEV GT6とランボルギーニ・アヴェンタドールSVJがドラッグレースを競う動画はこちら

あわせて読みたい、ドラッグレース関連投稿

参照：carwow