240万円の予算制限でどこまでインプレッサを速くできるかに挑戦したユーチューバー！ランボルギーニ・ムルシエラゴに勝負を挑んでみごと快勝【動画】

｜　やはり軽量化、パワーアップ、足回り強化は定番チューン　｜

とくにツイスティなコースでは軽さが威力を発揮

さて、先日「極度に軽量化されたスバル・インプレッサでサーキットを走り、並み居るスポーツカーをごぼう抜きにする」という離れ業を見せたユーチューバー、「ドリブンメディア」。

今回はさらにそのインプレッサを改造してランボルギーニ・ムルシエラゴとのサーキット対決を行うという動画を公開しています。

用意された予算は240万円

ただし、いかにスバル・インプレッサといえどもお金を無制限にかければどれだけでも速くなるので、ドリブンメディアは予算を15,000ポンド（約240万円）に設定し、この範囲でどれだけ速く走れるようになるのかという実験を行っているわけですが、ここで問われるのはいかにバランス良く資金を振り分けるか。

ちなみにこのドリブンメディアはスコットランドのレーシングドライバー、スコット・マンセル選手によって運営されており、さすがはレーシングドライバーともいうべきか、”ポイントを押さえた”チューンを行うこととなっています。

そしてこのインプレッサについては、前回の動画にて極端な軽量化がなされている（助手席さえも取り外されている）ことが紹介されており、しかし今回の動画までに追加されたのは「クラッチ、車高調、セミスリックタイヤ、ブレーキ、そしてエンジンのリチューン」というメニューで、エンジンはノーマルの196馬力から304馬力にまでチューンナップされており、イエローへとボディカラーを変更したことで「バナナル（バナナとスバルとをかけている）」という新たな名称が与えられることに。

いざムルシエラゴとインプレッサが勝負したらこうなった

そして半年をかけてチューンしたスバル・インプレッサ（あらためバナナル）とランボルギーニ・ムルシエラゴがいざ勝負。

ただし単純に加速を競うわけではなく、ショートサーキットを周回してどちらが速いタイムで走れるかを競います。

実際に走るのは1台づつとなり、しかし12月のイギリスなので路面が濡れているところもあって、気温はそれほど高くないという状況でのチャレンジとなりますが、それでも両者ともイコールコンディションなのは間違いなく、しかしショートサーキットなのでインプレッサにとっては若干有利かもしれません。

そして実際に走ってみた結果はランボルギーニ・ムルシエラゴが1分24秒13、そしてスバル・インプレッサが1分21秒36。

なんとスバル・インプレッサのほうが2分77秒も速いという驚きの結果となっていますが、以前にこのムルシエラゴがもっと路面の状態がいいときに走ったタイムだと1分16秒7だったといい、しかし路面が良ければ、インプレッサのスリックタイヤにとってさらに有利になっていた可能性もあるため、もしかするとさらにこの差が広がっていたのかもしれません。

なお、ドリブンメディアはまだ「15,000ポンド」の予算を使い切っていないそうですが、それを考慮すると今回の成果は「大成功」と言えそうですね。

自家チューンのスバル・インプレッサがランボルギーニ・ムルシエラゴに挑む動画はこちら

合わせて読みたい、スバル関連投稿

参照：Driven Media