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ロッド・スチュワートが所有していたランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリーが競売に!内外装ブラック、オーナー数が少ない理想的な個体【動画】

2023/03/12

ロッド・スチュワートが所有していたランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリーが競売に!内外装ブラック、オーナー数が少ない理想的な個体【動画】

| 人気の高い欧州仕様フロントバンパー、そしてオプションのリアウイングが装着されたカウンタック |

ブラックのカウンタックはとくに高い人気を誇っている

さて、ロッド・スチュワートが所有していたというランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリーがオークションに登場。

カウンタック25thアニバーサリーは、かのオラチオ・パガーニが手掛け、ランボルギーニがコンポジット素材を使用することになった先駆的存在となっていますが、3年間の生産期間中に658台が生産されることに。

この車両については1988年11月に完成し、1990年にロックの殿堂入りを果たしたロッド・スチュワートが購入したものだと報じられており、1995年にオハイオ州に移され、2022年5月に売主によって購入されるまではずっと同じ一家が保管していたのだそう。

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ランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリーはこんなクルマ

ランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリーは、オラチオ・パガーニによってボディワークが刷新され、カーボンやケブラーのボディパネル、縦長のフィンを持つCピラー上のエアインテーク、一体化したリアバンパーはじめ、フロントマスク、エンジンカバー、サイドシルなど初期モデルに比較すると近代的なディティールを持つことが特徴です。

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搭載されるエンジンは5.2リッターV12(ボッシュ製Kジェトロニック)、トランスミッションは5速マニュアル。

車体構造は基本的に当初から変わらず鋼管スペースフレームを基本としており、シザースドア、リトラクタブルヘッドライト、ドアサイドのNACAダクトといったカウンタックならではの特徴も初期モデルから継承されることに。

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リアウィング、欧州仕様の(スマートな)フロントバンパー、OZレーシング製15インチマルチホイール、アルパイン製CDステレオ、パワーウィンドウ&シートなどを備えており、現在の所有者のもとでは、直近にて2022年12月にフロリダ州ドーラルのアジール・オートによってブレーキマスターシリンダーとバッテリーの交換、ブレーキキャリパーのリビルドなどの整備が行われたと記されています。

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このカウンタックは新車当時に付属していた書類、工具、ロッド・スチュワート名義の登録証書のコピー、サービス記録その他、完全にクリーンである(つまりは盗難車や偽造車台ナンバーを刻印したものではないという)ことが証明された書類が付属する、とのこと。

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マルチピースのOZレーシングホイールには、フロント225/50ZR15、リア345/35ZR15サイズのピレリP Zero アシンメトリコが装着され、これらの製造は2018年と2019年のスタンプがあるようですね。

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なお、ロッド・スチュワートはスーパーカー好きとしても知られ、ただしエルトン・ジョンやエリック・クラプトン、キース・リチャーズといった同世代のアーティストがフェラーリを好むのとは対象的に、多数のランボルギーニを所有してきたことでも知られます(もちろんフェラーリも所有してきた)。

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ランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリーのインテリアはこうなっている

このカウンタック 25thアニバーサリーのインテリアのダッシュボード、センターコンソール、ドアパネル、シルとカーペットはブラックで統一され、パワーアジャスタブルバケットシート、電子制御式エアコン、昔なつかしの自動車電話(ただし作動しない)、アルパイン製CDステレオ、パワーウィンドウが備わるラグジュアリー仕様です。

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320km/hのスピードメーター、9,000回転まで刻まれるタコメーターが(標準にて)装着され、スピードメーターとオドメーターは1997年6月にパロアルトスピードメーターで整備されており、その際には新しいケーブルが装着されたそうですが、このとき走行距離がいくぶん戻ったようで、実際の走行距離は不明なのだそう(現在の表示は12,000kmくらい)。

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ただしエクステリア、そしてインテリア全般、そしてシートの傷み具合などを見ると、それほどの距離を走ってはいないようにも見えますね。

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ロッド・スチュワートが乗っていたランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリーを紹介する動画はこちら

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参照:Bring a Trailer.

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