>ランボルギーニ

ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテ、ウルスSがついに受注を終了したようだ。今後はPHEVへと切り替わり、レヴエルト、ウラカン後継含め「すべての製品がPHEVに」

ランボルギーニ

| まさかここまで急激にランボルギーニが変化してゆくとは1-2年前には想像できなかった |

これから発表されるニューモデルには大きな期待を寄せている

さて、ランボルギーニ「ウルス・ペルフォルマンテ」「ウルスS」のオーダーがすでに停止されたようだとの報道。

なお、ランボルギーニは公式に「受注を停止した」「完売した」と表立って発表することはなく、今までだと公式プレスリリースにこっそりとそういった事実を忍び込ませたり、あるいはステファン・ヴィンケルマンCEOに対してカーメディアが実施したインタビューから”受注終了”といった事実が明らかになっています。

今回もやはり、カーメディアに対してステファン・ヴィンケルマンCEOが語った内容から「もうウルスの注文はできない」ことが明らかになっていますが、実際にはウルス・ペルフォルマンテ、ウルスSともに発表された直後に「すべて生産枠が埋まった」とも聞いており、ウルスが完売した、というのは公然の秘密であったのかもしれません。

ランボルギーニはひとまずPHEVへとましぐら

ランボルギーニはすでにアヴェンタドールの生産を終了させていて、そしてすでにウラカンシリーズも受注が終了したことが明らかになっているので、今回の「ウルスの受注終了」という事実が重なると、もうガソリンエンジン搭載モデルを新車で買うことはできないということになってしまいます。

つい最近までランボルギーニは(マクラーレンやフェラーリに比較して)電動化モデルがラインアップされていないスーパーカーメーカーであったものの、V12モデルについてはレヴエルト(PHEV)へスイッチし、そしてウラカン後継モデルも2024年にプラグインハイブリッドモデルとして発表されると言われ、ウルスについても今年にはPHEV版が発表される(納車は2024年の可能性が大)と言われているので、いつの間にやら「すべてのラインナップがPHEVになってしまうわけですね。

ランボルギーニ
ランボルギーニCEO「ウルスは2024年にPHEVに切り替わり、ガソリン版は廃止」。加えてウラカン後継モデルにはウルスPHEVと同じパワートレーンが搭載されるとコメント

| ランボルギーニのラインアップは2024年以降「当面PHEVのみ」、ガソリンオンリーモデルの灯火が消える | こんなに早くランボルギーニのガソリンモデルが消滅することになるとは さて、ランボルギーニ ...

続きを見る

こういった変化のスピードは”通常の自動車メーカー”では考えにくく、しかしランボルギーニの場合は「フォルクスワーゲン傘下にある」ということがこの例外的な高速転換の要因であったとも考えられ、というのもすでにグループ内にはポルシェやアウディといった電動化のエキスパートが存在しているためで、実際のところレヴエルトについても、そのベースとなるのは(構造図を見る限り)ポルシェ918スパイダーのハイブリッドシステムをベースにしているようにも。

638075_v2

ランボルギーニが新型V12スーパーカーの概要を公開!「新型エンジン」「新型横置きDCT」「新設計シャシー」などすべてがリニューアル。なお純電動モードでは前輪駆動に
ランボルギーニが新型V12スーパーカー(レヴエルト)の概要を公開!「新型エンジン」「新型横置きDCT」「新設計シャシー」などすべてがリニューアル。なお純電動モードでは前輪駆動に

| システム合計出力は1,015馬力、V12エンジンはアヴェンタドールと180度向きを変えて搭載 | 横置きトランスミッションを採用するランボルギーニV12モデルはミウラとエッセンツァSCV12のみ ...

続きを見る

そしてウルスPHEVについてもポルシェがカイエンに搭載しているハイブリッドシステムをアレンジして使用することになるものと思われ、このあたりはフォルクスワーゲングループ傘下にある各ブランドの結びつきの強さを感じさせられる部分だと思います。

3

ランボルギーニ
ランボルギーニ・ウルスPHEVは「2024年登場」とCEOが語る!現在のV8ツインターボにポルシェ・カイエン同様のHVシステムを積めば軽く800馬力を超えそうだ

| ウルスはランボルギーニの中でも極めて特殊な立ち位置にある | 状況によってはもっと早くウルスPHEVが発表される可能性があるかもしれない さて、ランボルギーニは先日、アヴェンタドール後継モデルとな ...

続きを見る

加えてランボルギーニは初のピュアエレクトリックモデルを発売する計画についても触れており、こちらは「2+2のGT」になると言われ、やはりこれについてもポルシェそしてアウディの技術を活用し、しかしランボルギーニならではの刺激あふれるクルマになると考えて良く、今後のランボルギーニの展開、そしてこの1-2年で発表されることになるであろうウルスPHEV、ウラカン後継スーパーカーに期待したいと思います。

あわせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

ランボルギーニ
マジカヨ!ランボルギーニ・ウラカン後継モデルはV8ターボ+ハイブリッド、ただし7,000回転までは「NA+モーター」、そこから10,000回転までは「ターボ」という前代未聞のセットアップに

| さすがはランボルギーニ、すべての条件を満たし、しかも予想外のソリューションを提供するようだ | まさかこの方法で自然吸気を守ってくるとは思わなかった さて、ランボルギーニは年内に「ウラカンの派生モ ...

続きを見る

ランボルギーニ・ウルス「PHEV」がはじめて目撃される!ヘッドライトにテールランプ、ボディパネルに若干の変更があると言われるが【動画】
ランボルギーニ・ウルス「PHEV」がはじめて目撃される!ヘッドライトにテールランプ、ボディパネルに若干の変更があると言われるが【動画】

| 正直、これがランボルギーニ・ウルスPHEVかどうかは確信が持てない | ただしウルスPHEVは2024年発売と言われているため、「発表」が2023年中に行われてもおかしくはない さて、ランボルギー ...

続きを見る

ランボルギーニ
ランボルギーニ「ウラカン後継モデルについて、専用に設計された車体を持つことになります。妥協なしのね。現在は十分な利益があり、R8のような兄弟車は必要ありません」

| やはりスポーツカーメーカーにとって真に必要なのは「開発資金を提供してくれる」実売につながるSUVである | そしてもはや、こういった事情を誰もが理解しているためか、スポーツカーメーカーがSUVを投 ...

続きを見る

参照:Welt

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ
-, , , , , , , ,