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ランボルギーニ・ウラカンSTO「最後の一台」が顧客に納車。同社初の「3色塗装」が採用され開発にかかったのは3年、そして内装までもがイタリアンカラー

ランボルギーニ・ウラカンSTO「最後の一台」が顧客に納車。同社初の「3色塗装」が採用され開発にかかったのは3年、そして内装までもがイタリアンカラー

| このカラーリングは「スーパートロフェオ」に参戦する同オーナーのウラカン・スーパートロフェオ EVO IIへのトリビュートでもある |

そしてこの塗装は「パール」「メタリック」によって最大限の輝きを放つように調合されている

さて、ランボルギーニはウラカンシリーズの受注をすでに終了させており、現在はその受注ぶんを生産しているといった状況ですが、今回「最後のウラカンSTO」の製造が完了し米国のオーナーへと納車されることに。

このウラカンSTOは見ての通り大胆なイタリアンカラーにて彩られ、「ウラカンSTO ウニカ」と命名されています。

なお、この「ウニカ(Unica)は「唯一の、ユニークな」という意をあらわしており、ランボルギーニがワンオフモデルに好んで用いるネームでもありますね。

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ランボルギーニ・ウラカンSTO ウニカはこんな仕様を持っている

そこでこのウラカンSTOを見てみると、車両にはカーボンパッケージが「フル」で装着され、ホイールにはゴールドのマグネシウム製、そして見てのとおりボディは「イタリアンカラー」。

このクルマは(メタリックパールの塗装含め)ランボルギーニのパーソナリゼーションプログラム「アドペルソナム」が3年の歳月をかけて開発しており、「3色にペイントされた最初のランボルギーニ」。

ドアには「51」のナンバーが入っていますが、これは同氏が自ら駆り「(ランボルギーニのワンメイクレースである)スーパートロフェオ」に参戦する車両にインスパイアされたもの。

なお、インテリアにおいても「イタリアンカラー」が反映され、シート、全ターコンソールに用いられるカラー、そしてステアリングホイールのステッチにて「イタリアン」が再現されています。

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オーナーのクロード・セニョレティ氏はこのウラカンSTOの納車に際して以下のように語っており、同氏にとって非常に満足できるコレクションのひとつとなったようですね。

「2021年のスーパートロフェオシーズンに参戦した、”レースカーナンバー51”ウラカン・スーパートロフェオ・ストラダーレ EVO IIにインスパイアされたトリビュートカーのカラーリングを製作してくれた、優れたアドペルソナムチームに感謝するとともに、私自身、この素晴らしいプロジェクトに参加できたことを本当に光栄に思います。生産された最後のウラカンSTO(スーパー トロフェオ オモロガータ)として、このクルマは自動車の歴史に残る大切な思い出となるでしょう。ユニークなイタリアントリコローレデザインは、3色で塗装された最初のクルマの1つであり、並外れたコレクターズピースとなっています。」

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参照:The Supercar Blog, Claude Senhoreti(Instagram)

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