やはり修理するのは難しかったのか・・・。ユーチューバーが「修理を試みる」とし購入した事故車のレクサスLFAがジャンクヤードに放置、野ざらしになった姿が報じられる

Image：Copart

｜　修理を断念した理由は「高額な修理費」だと考えてよく、その理由はパーツ代の高さにあるものと考えられる　｜

このレクサスLFAの場合、ボディパネルだけでも「ほぼすべて交換」の必要があり、それだけでも数千万円の出費が余儀なくされる

さて、先日はユーチューバーが「事故にて破損したレクサスLFAを買い取り」修復を試みるという動画を公開していますが、その動画内では「ドアだけで4万ドル（現在の為替レートにて約582万円）」のパーツ代がかかること、全体の修復費用としては40万ドル（約5820万円）～50万ドル（約7270万円）を要することが明かされていますが、どうやら修復は難しいと判断したようで、現在は主に廃車を扱う車両販売業者、コパートにてリストアップされることに。

当時とはいくつかの面で状態が異なるもよう

今回コパートにて販売されているレクサスLFAをを見ると、ユーチューバーが入手したときと比較していくつかの状態の相違があり、たとえばテールランプが欠損しているなどの違いが見受けられます。

これらはユーチューバーがいったん修復のために取り外したのか、それとも引き合いがあっていくつかのパーツが単体で（どこかの段階で）売却されたのかは不明ではあるものの、テールパイプに詰まった土などは「そのまま」で、つまりユーチューバーは比較的早い段階にて「修復は不可能」と見切りをつけコパートへと売却したのかもしれません。

このレクサスLFAの損傷範囲は結構広く、フロント、サイド、リアにも及び、そしておそらくはサブフレームやエンジンマウント、足回りにまで達していると考えてよく、そのダメージの範囲を把握するだけでも「一苦労」かも。

なお、ここまで修理費用が高額になる一因は「レクサスLFAのボディパネルがカーボンファイバー製であるため」で、現実的にほぼすべてのパネルを交換する必要があるからですが、このままだとこのレクサスLFAは「部品取り車」としてその生涯を終える可能性があり、何とか引き取り手が見つかって欲しいところでもありますね（レクサスLFAの事故車は現在コパートにこの一台しかリストアップされておらず、部品取りとしても非常に貴重な存在であることは間違いない）。

参考までに、他のユーチューバーが「事故車のフェラーリ812スーパーファストを購入し」修理しようとしたものの、実際に分解してみると（予想したより）遥かに破損が広範囲に及び、修理のために確保した予算が一瞬で尽きた」という動画を公開しており、事故車の修理に関する難しさがよくわかります。

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参照：Copart