まさかの悲劇。ランボルギーニ・ディアブロを積車から降ろす際にリフトが故障しディアブロが落下。積車のリフトは30～60日ごとに点検が必要とのこと

｜　おそらくは納車となるハレの日が一転、大きな悲劇に　｜

「落下」がクルマに与えるダメージは小さくはなく、修理には相当なコストを要するであろう

さて、世の中には様々な悲劇がぼくらを待ち受けていますが、やはり見ていてツラいのがスーパーカーのクラッシュ。

今回は走行中ではなく「輸送中」の事故が報じられ、約4500万円の価値を持つとされるランボルギーニ・ディアブロが、アイダホ州ボイシーにてトラックから落下してしまった様子がインスタグラムへとアップされています。

いったいなぜこんなことになったのか

なお、これまでにも輸送時の事故が数件報じられていて、今回もそれらの多くと同様に「積車の故障」によるものだとされ、ディアブロを乗せたパレットが傾くことによってディアブロが落下することに。

故障の内容としてはエレベーターの油圧システムだそうで、実際に路上に「こぼれたオイル」のようなシミがあることからもそれは理解が可能です（片側の油圧が抜けてガクンと下がったのだと思われる）。

ただ、災難だったのはこのディアブロのオーナーであり、この後ディアブロはクレーンで吊り上げられて”救出”されたものの、結構な高さからの落下ということもあって、おそらくダメージは小さくはなく、見た目の破損よりもずっと大きな、そして広範にわたる損傷が予想され、足回りはもちろんフレームにも損害が及ぶものと思われます。

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Supercar Fails(@supercar.fails)がシェアした投稿

この画像はまずVW Vortexフォーラムのユーザー、VTECeateRによって最初にシェアされた後、おなじみのインスタグラムアカウント”Supercar Fails”へと再投稿され、光の速さで拡散してしまうことに。

投稿によると、トラックはクラシックなフォード・マスタングを積み込むためにこの場へと到着し、マスタングとの入れ替えを行うべくディアブロをトレーラーから下ろす途中にこの悲劇が発生してしまったのだそう。

なお、このトラックを所有していたインターロシティ・ラインズ社は、数年前にそのトラックを売却しており、現在はそのトラックとは一切関係がないと説明しつつ（サイドのロゴが売却後も残っていたということになる）、インターロシティ・ラインズ社社の代表者は「このようなトレーラーは定期的なメンテナンスが必要で、保有している車両は30～60日ごとに点検を行い、このような事故を防いでいる」とコメントしています。

このディアブロがどういった状態なのか（保険には加入していたのか、所有権がどこにあるのか等）は不明ではあるものの、輸送会社は（おそらく）保険に加入しているものと思われ、「運が良ければ」保険にて修理がなされ、再び路上へと戻されることになるものと思われます。

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参照：supercar.fails（Instagram）