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総額2700万5180円。ランボルギーニ・ガヤルド購入時の見積もりや支払い計画について公開

2016/10/22

さて、書類を整理していたところランボルギーニ・ガヤルドを購入した時の契約書や支払い計画が出てきたので、何かの参考になればと思い、ここで公開してみます。

ぼくにとって初めてのスーパーカーということもありましたが何よりも当時は情報が少なく、購入した後に売れるのか?ということが資金計画や返済計画に大きく影響。
結果として最適な選択を取ることができませんでしたが、その時の経験はのちに生きており、それ以降の車を購入する際の判断に大きく役立っているのは間違いありません。

ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4ビアンカ

車両本体価格 25,300,000
自動車税 73,300(10か月)
自動車重量税 75,600
自賠責保険料 31,600
自動車取得税 1,084,200
検査・登録手続 31,500
納車費用 52,500
始業点検費用 73,500
希望ナンバー取得 10,500
リサイクル資金管理料 380
検査・登録費用 2,200
リサイクル預託金 17,200

(以下、オプション)
ホイールペイント 252,000
eギア 0(ぼくのガヤルドは限定車”ビアンカ”なので最初から無償装着されている)
ホワイト・サイドマーカー(同上)
透明エンジンフードカバー(同上)
ブランディングパッケージ(同上)
レザーパッケージⅠ(同上)

合計 27,005,180

さて、ここからが支払い計画。
この計画を算出した段階では総額について「暫定」となっており、実際の購入金額とは少し差異があります。

パターン1:残価設定ローン(残価50%)、3年払い、金利1.9%、頭金1000万円
購入金額:2,678,780円
頭金:1000万円
ローン支払い対象:16,708,780円
初回支払い:158,320円
1-34回1支払い:158,320円
支払い総額:27,529,520円
パターン2:残価設定ローン(残価50%/1265万円)、3年払い、金利1.9%、頭金900万円
購入金額:2,678,780円
頭金:1000万円
ローン支払い対象:16,708,780円
初回支払い:187,520円
1-34回1支払い:186,200円
支払い総額:27,529,520円

パターン1と異なるのは頭金と月々の支払いのみ。
要は頭金を100万円増やすと月の支払いが3万円程度減る、ということです。
これを目安に頭金をどれくらい頑張るか、月々どこまで払えるかを検討するわけですね。
よって支払い計画を考える時は、同条件で頭金違いを数種類出してもらうと自分でも金額の推測を立てやすくなります。

パターン3:残価設定ローン(残価30%/759万円)、5年払い、金利1.9%、頭金1000万円
購入金額:2,678,780円
頭金:1000万円
ローン支払い対象:16,708,780円
初回支払い:168,902円
1-58回1支払い:164,600円
支払い総額:28,111,102円

パターン1と異なるのは支払い期間で、3年から5年へ。
その分月々の支払い金額が減るはずですが、その分残価も1265→759万円へと減るので、その分も毎月差額を支払う必要があり、単純に月々の支払い期間は期間分だけ減るわけではありません。
加えて支払い金額が伸びることで金利負担が60万円ほど増しています。

パターン4:残価設定ローン(残価30%/759万円)、5年払い、金利2.9%、頭金1000万円
購入金額:2,678,780円
頭金:1000万円
ローン支払い対象:16,708,780円
初回支払い:190,747円
1-58回1支払い:190,500円
支払い総額:28,459,747円

パターン3との違いは金利、支払い期間(5年)。
金利が1%高くなっていますが、これによって総支払額が34万円ほど増加。
同じ支払額であっても金利が1%変わるとこれだけ支払額が変わる、ということですね。

IMG_1341

これをパターン1〜4で比較すると、一番月々の支払額が少ないのはパターン1。
当然ですが頭金が多い方が良いのは別として、注目したいのは「5年払いよりも3年払いの方が月々の負担が軽いこと」。
ただし3年後の残価は1265万円、5年後の残価は759万円。
月々のの支払いをしながら3年後に支払う1265万円を用意するのは難しいだろうと考えてぼくは5年ローンを選択したのですが、正直これは失敗でした(この最終支払いは再度ローンを組むことも可能)。
支払い期間が長くなり金利負担が増すばかりか月々の支払い金額が高くなり、かえって負担が大きくなったと考えています。

5年の支払いを選択したのは上述のとおり最終の支払いを考えたためで、当時ぼくは「たとえ3年でガヤルドを売ったとしても、その時に1265万円(つまり半額)で売るのは難しい=つまり赤が出る」と考えていたのですが、結果として購入から5年後に売却してもそれよりもはるかに高い2000万円近くで売却できたので、当時の懸念は全くの杞憂に終わったと考えて良いでしょうね。
以前に下記エントリーで述べた通り、頭金500万円程度を頑張って貯めればスーパーカーを購入した方が幸せになれるわけで、ある程度頭金が貯まれば悩まずに買ってしまった方が良い、ということです。

頭金が500万円程度あれば「売ればチャラ」くらいのところへ持って行くことができますし、払えなくなれば売ればいいだけで、それよりも「自分はフェラーリ/ランボルギーニの新車を買った」という事実と自信の方が重要かもしれません。

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ここでまとめると、
・スーパーカーは簡単に値落ちしないので残価設定ローンで買うと安く買える
・金利は1%程度だとそこまで大きく影響しない
・一番大きな影響は支払期間で、これを短縮するのが良い
・ローン元金が大きいと支払期間が短い方が月々の支払が安い
・いざとなれば「売ればチャラ」くらいのところまで頭金があればスーパーカー購入は怖くない
というのがぼくの経験上得た教訓になります。

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