イギリスにて程度良好のランボルギーニ・ムルシエラゴSVが中古にて販売中。
正式名称は「ランボルギーニ・ムルシエラゴLP670-4スーパーヴェローチェ」で、ムルシエラゴの生産が終了する1年前の2009年に350台限定で発売されたモデルです。
なおロードカーのムルシエラゴとしては最も高い出力を誇るハードコアバージョンでもありますね。
今回販売されている個体は走行1万キロ程度で価格は5000万円ほど。
なおこれまでムルシエラゴSVは6000-7000万円ほどの価格を付けていたこともあるので、「ちょっと相場が下がった」と言えそうです。
外装はエアロキットとカーボンパーツをが装着され、リアフェンダー上にも「SV」の文字が入るなど「フルオプション」。
巨大なリアウイングも一つの特徴ですが、この「ステー」はその後多くのチューナーが採り入れ、ヨン・オルソン選手のカスタムしたムルシエラゴにもこのステーを介したルーフボックスが装着されていますね(その後カスタムの定番としてルーフボックスが定着)。
出力は名称の通り670馬力、0-100キロ加速は3.2秒、ブレーキはカーボンセラミック(当時はまだ珍しい)。
車体重量は1565キロ、最高速は時速342キロ、とされています。
VIA:CARSCOOPS
関連投稿:マットブラックのムルシエラゴSVが販売中。7000万円ナリ
アメリカにて、マットブラック(ネロ・ネメシス)のランボルギーニ・ムルシエラゴSVが販売中。
186台生産されたうち、アメリカに入ったのは38台。
その中の2台のみがネロ・ネメシスというので、かなり希少な車ですね。
そのため価格は新車を超える7000万円という値付けですが、今後ムルシエラゴSVも「億」というプライスタグがつく車の仲間入りかもしれません。
このムルシエラゴSVはランボルギーニのカスタマイズ・プログラム「アド・ペルソナム」によるカスタム内装、巨大なカーボン製リアウイングを装備。
ブレーキキャリパーはカーボンセラミック、イエローのブレーキキャリパー(斜体のコントラストペイントとマッチ)のほか、リアビューカメラ、ナビゲーションシステムなど実用的な装備も追加されています。
2010年モデルのランボルギーニ・ムルシエラゴSVがカリフォルニアにて販売中。
珍しいホワイトで、価格は6000万円。
この個体の場合は「マット」ホワイト(ビアンコ・カノプス)で、オプションのSVロゴつき。
ホイールもブラック、ブレーキキャリパーもブラック、と統一感のある仕上がりです。
内装はブラックのアルカンタラで、ステッッチはホワイト。
走行はわずか6400キロの極上個体です。
今こうやってみると、ボディ下半分の加飾や色分けなどアヴェンタドールSVとも通じるものがあり、ランボルギーニのデザインには一貫性を感じます。
なおムルシエラゴSVは186台のみの生産で、これから価格が上がることが予想されますね。
ランボルギーニのV12モデルは非常に高価ですが、購入時と売却時の差額を考えるとV10モデルよりも「お得」感があり、SVなどのスペシャルモデルになるとそれがさらに顕著だと思います。