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イタリア名門カロッツェリア、「トゥーリング・スーパーレッジェーラ」がマセラティベースのレトロな車を発表

2018/03/11

| かつてのイタリア製ハンドメイドGTを再現 |

ミラノ拠点のカロッツェリア、ツーリング・スーパーレッジェーラがマセラティ・グラントゥーリズモベースのカスタムカー、「Sciadipersia」を発表。
ツーリング・スーパーレッジェーラによると「現代のトレンドをちょっと感傷的に表現した」とのことで、たしかに「レトロな雰囲気も。

イメージはオリエント急行

ボディカラーは「晴れ渡った夜空」をイメージした「オリエント・ナイト・ブルー」。

なお、トゥーリング・スーパーレッジェーラ(Touring Superleggera)はかつての「カロッツェリア・トゥーリング(1928年創業、1966年廃業)」とは別会社とされますが、名称の使用権を受けて2006年に活動を開始。※ツーリング・スーパーレッジェーラは社歴として旧カロッツェリア・トゥーリングの業績を掲げているので完全に無関係ではない?

カロッツェリア・トゥーリングはかつて超軽量構造「スーパーレッジェーラ(スーペルレッジェーラ)」を開発したことで知られ、アルファ・ロメオ 8C 2300、BMW 328、フェラーリ340 MM スパイダー、アルファロメオ・1900C スーパースプリント、マセラティ3500GT/5000GT、アストンマーティンDB4、ランボルギーニ350GT/GTV/400GTなどの製造を行ったことでも有名。

しかしながら業績が悪化し1966年に廃業したものの、スタッフの多くは別のカロッツェリアへ移ってランボルギーニのボディ製造を続けたとされ、ランボルギーニがのちにガヤルドにて「スーパーレッジェーラ」を名乗ったのものこういった経緯と多少なりとも関係がありそう。

ツーリング・スーパーレッジェーラは、この「Sciadipersia」を実際に生産して販売するとのことで、半年ほどあれば納車できるようですね。

スタイリングはかなりエキゾチックで、とくにリアは「イタリアでないとできない」デザインだといえそう。

内装の構造はマセラティ・グラントゥーリズモを踏襲するものの、ダッシュボードやシートは高級なイタリアンレザーにて張り替えられ、ブラッシュド・アルミニウムの使用など「古き良き時代のGTカー」っぽい雰囲気も。

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