さすがはマンソリー！マセラティMC20の内外装、そしてエンジン含むフルカスタム。出力は＋90馬力、ボディパネルはカーボンへ、そして内装は目の覚めるようなイエロー

｜　やっぱりマンソリーは数あるチューナーの中でももっとも過激　｜

とくに鍛造カーボンファイバーのインパクトはなかなかスゴい

さて、マンソリーがマセラティMC20のチューニングパッケージを発表。

これはここ最近人気の「ソフトキット」とは異なる「フルカスタム」となり、内外装そしてエンジン、足回りなど余すところなく手が入っています。

ボディパネルはほぼ全てが入れ替えられており、フロントバンパーも専用デザインのものが装着され、ノーマルに比べて格段に開口部が大きく広げられているようですね。

なお、ボディ表面の仕上げは鍛造カーボンファイバー、そしてダークグレーをマットフィニッシュにて、さらにはイエローのアクセントにイタリアントリコローレが用いられています。

マンソリーによるカスタム仕様のマセラティMC20はこんなクルマ

サイドからこのクルマを見るといっそうの迫力を感じることになり、突き出したフロントリップにエアロフリック、前後オーバーフェンダーにマッチングサイドステップ、さらにシュノーケルつきのリアフードにバットモービルばりのリアウイング。

ホイールもマット仕上げのダークグレー、そしてブレーキキャリパーはイエローに「MANSORY」のロゴ。

リアディフューザーは上下に深く、しかも「ダブル」。

最も驚かされるのはこの「4連エキゾーストパイプ。

最近の流行に則って「ジェット戦闘機のアフターバーナー風」ですね。

ちなみにマンソリーはフォードGTベースの「ル・マンソリー」でも同様のテールパイプ配置（こちらは3本出しですが）を行っており、このレイアウトを比較的好んでいるようですね。

リアウイングはセンターと左右にステーがある、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのようなスタイルを採用しています。

なお、搭載される3リッターV6ツインターボは630馬力から720馬力へと出力が向上しており、マンソリーからはパフォーマンスに関わるデータの提示はないものの、ノーマルの「0-100km/h加速2.9秒」「最高速度325km/h」からは確実に数値が改善していると考えて良さそうですね。

こうやって見るとメタリックグレー部分には微妙にゴールドもしくはグリーンのようなカラーが入り、鍛造カーボン（大理石のような柄の部分）との境界もグラデーションによって塗り分けられているようにも。

このマンソリー製マセラティMC20のインテリアはこうなっている

そしてこちらはこのマセラティMCのインテリアですが、見た目にも鮮やかなホワイトとイエローレザーに張り替えられ、ダイヤモンド調、そして部位によっては「シーシェル」ステッチも。

ステアリングホイールはじめいくつかのパーツには織り目の見えるカーボンファイバーが採用され、ステアリングホイールのグリップ上部（12時位置）にはイタリアンカラーのストライプが入ります。

それにしてもここ最近のマンソリーは鮮やかなカラーを使用したり「グラデーション」「左右色違い」など様々な手法によってぼくらを楽しませてくれるように思います。

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参照：Mansry（Facebook）