フェラーリが2月14日に2023年シーズンの新型F1マシンを発表すると予告！発表後はバーレーンでのテスト、そして開幕戦へ

｜　今年こそはフェラーリにチャンピオンシップを獲得してほしいものだ　｜

ドライバーラインアップはルクレール、サインツ体制を継続

さて、スクーデリアフェラーリが2023年2月14日つまりバレンタインデーに2023年シーズンを戦う新型F1マシンを発表する、とアナウンス。

現時点ではその名も明かされておらず、もちろんその外観やデザインについてもナゾのままで、与えられた情報は一枚のスケッチのみとなっています。

なお、この新型F1マシンはプロジェクト名「675」と呼ばれていますが、もちろん実際の名称はこれとは異なるものとなるはずで、しかしF1マシンの命名法則については完全に統一されていないため、このニューマシンがどういった名称になるのかは一切不明です。

ちなみにこちらは2022年シーズンのF1-75。

これまでフェラーリのF1マシンはこういった名称を使用してきた

なお、初期のF1マシンは「246F1」「312B」「312T」など数字で始まるものが多く、これらはロードカー同様にエンジンの性質を表しており、「2.4リッターV6」「3リッターV12」といった内容を表しています。※Bはボクサー、Tは横置き（Trasversale）トランスミッション

ただ、イタリアの統一150周年をあらわす「150イタリア（最初はF150という名称の予定だったが、フォードからトラックの名称と似ているとしてクレームがついて変更された）」といったものもあり、必ずしもエンジン型式と関連性のないものも。

その後は頭に「F」がつくことが多くなり（これは現在まで継続されている）、しかしこれもF1-2000のように年号がつくもの、「F1」がつかず「F2001」だったり、F2003-GAのようになんらかの記号がつくことも（このGAは、同年に亡くなったフィアット創業者、ジャンニ・アニエッリのイニシャルを意味している）。

さらには「F」ではなく「SF（スクーデリア・フェラーリ）」がつくシリーズもあり、F1参戦1,000戦目となるSF1000、F1チーム創立90周年のSF90などが投入され、しかし直近の2022年シーズンでは「SF」ではなく「F1」に戻ってF1-75（フェラーリ創業75周年記念）といったネーミングが採用されています。

発表後はバーレーンでのテストへ

この新型F1マシンにつき、バレンタインデーに発表された後、2月23日から25日にかけてバーレーンで行われるウィンターテストに向かうことも発表されており、更にその後は3月3日〜5日に行われる開幕戦であるバーレーンGPに向け仕上げを行うことになるもよう。

なお、2023年シーズンには（2022年のような）大きなレギュレーションの変更はなく、よってそのデザインや設計にも大きな代わりはないと思われ、となると開幕戦での番狂わせはないかもしれません。

このまま行くとレッドブル、メルセデス・ベンツ、そしてフェラーリという「3強」という構成になりそうですが、フェラーリの活躍には期待したいところですね。

なお、ドライバーは3年連続で同じ顔ぶれとなり、今季のF1ドライバーズ選手権で2位を獲得したシャルル・ルクレール、そしてカルロス・サインツ（両ドライバーの契約は2024年までとなっている）。

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