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凄いの出た。マセラティのV8エンジンを積んだモンスターバイク、Lazareth LM847(変速機なし)

2016/09/20

| バイク乗りというヤツは本当に困ったものだ |

今年3月のジュネーブ・モーターショーにて公開されたLazareth LM847が実際に走行可能な状態に。
「世界で最もイカれたバイク」と言われますが、その所以はマセラティの4.7リッターV8エンジンを搭載していることにあります。
構造としては前後2輪づつの「4輪」となり、ライダーはエンジンに覆いかぶさるようにしてバイクに跨ることに。

なおこのLazareth LM847は走行に十分なトルクを有していることからトランスミッションはない、とのこと。
過去にはダッジ・ヴァイパーの8300cc/V10エンジンを搭載した「ダッジ・トマホーク」、ランボルギーニのエンジンを搭載した強烈なカスタムバイク(こちらは個人製作)がありましたね。

こちらがダッジ・トマホーク。

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こちらはランボルギーニのバイク(動画)。

こちらがLazareth LM847の動画。

関連投稿:ランボルギーニV12搭載バイク。もう上は無いと思われていたが

ランボルギーニのV12を使用したバイク。
アメリカはジョージア州で開催された”Caffeine and OCtane"というイベントにて披露されたそうですが、とんでもない音を出していますね。

エンジンが大きすぎて通常あるべき位置にエンジンが収まらず、ハンドルバーはエンジン中央あたりに位置することに。
エンジンの前でもエンジンの後ろに座ったとしてもハンドルに手が届かないからだと思いますが、普通のバイクのようにハンドルで直接フロントタイヤを動かすのではなく、リンケージを介してフロントタイヤを動かすのでしょうね。

なお、ハンドルの位置と前輪の位置が常識はずれ、という点では「ジウジアーロ ブルゾン」を連想させます。

なお、一体何馬力発生するのかは不明ですが、4輪でも受け止めるのが困難なパワーをおそらく後輪一輪のみで駆動させることになると思われ、非常に恐ろしい乗り物であることには間違いなさそうです。

リッターバイクは軽く1300ccや1500ccなどがありますが、それでもよく考えると「軽自動車の倍のエンジン」をバイクという小さな車体に押し込み、そして後輪のみで駆動するわけです。
このバイクはさらにその上を行くわけで、モンスターを通り越しているのではと思えるレベルですね。

これ以上のブッとんだバイクはないだろうと考えたりするのですが、クライスラーは過去にヴァイパーのエンジン(8300cc、550馬力)を積んだ「トマホーク」をダッジブランドより10台限定にて製造・販売しており、トマホークのほうがこの「ランボルギーニV12エンジンを積んだバイク」よりも上か、いや気筒数ではランボルギーニのほうが上か、と考えたりします(どっちもどっちなのですが)。
ちなみにトマホークは2輪に見えますが前後で2輪がそれぞれ独立しており、一応4輪とされる模様。よって日本ではヘルメットが不要かもですね。
価格は6000万円くらいで、最高時速は670キロ(人間が耐えることができるのかは不明。きっと耐えられないかもしれない。いや耐えられないだろう。一説では最高時速は480キロ)。
画像ではオッサンがカジュアルに半パンで乗っていますが、たぶんそんな気軽に乗れるバイクではないと思います。
しかしながら価格を考えると到底一般人には購入できず、リッチなオッサンがリゾート地で足がわりに乗ったりするのがよく似合うのかもしれません。

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