| パガーニ・ウアイラ・クーペはこの1台をもって生産終了 |
先日生産開始がアナウンスされた、パガーニ・ウアイラ最後の一台(100台目)が生産完了し、納車先であるアメリカへと到着。
このウアイラは「L'Ultimo」を命名されており、ルイス・ハミルトンの乗るF1マシン(メルセデス)同様のカラーリングを持つことが特徴。
なお、パガーニはずっとエンジンにメルセデスAMG製のV12を使用しているため、意外やこの組み合わせは「アリ」なのかもしれません。
生産開始がアナウンスされたのは4月ですが、実際はその前からデザイン等の調整を行っていたとされ、そのため完成までに要したのは「8ヶ月」。
オーナーは高級車ディーラーのオーナー
なお、このパガーニ・ウアイラL'Ultimoを発注したのはアメリカ西海岸拠点の高級車ディーラー、「Prestige Imports」を経営するブレット・デイビッド氏。
同氏は「インスタグラム」を利用して販売を大きく伸ばした人物で、「スーパーカーは今や、自己満足のためのブランド品だ」と認識。
そのため自身の経営する店舗内には1,700万円程度を投じて「インスタ部屋」を開設し、顧客はその部屋で自由に撮影をすることが可能。
さらには用意してある様々な「演出用小物」や、プレステージ・インポーツが配備する映像/動画撮影チームを利用することもできるそう。
この「パガーニ・ウアイラL'Ultiomo」は他のウアイラはちょっと仕様が異なるようで、フロントスポイラーが前に突き出ていたり、カナード/フロントバンパー/サイドステップ/リアバンパーにスパッツが装着されていたり、リアウイングやシュノーケルが取り付けられていたり、とかなりアグレッシブな外観を持つようですね。
なおルイス・ハミルトン自身もパガーニオーナーで、自身の名を冠した「ゾンダLM760」を所有。
これについては「音は最高」としながらも、ハンドリングは「最悪」と述べています。
さらには「パガーニのシーケンシャルトランスミッションはスマートよりもひどい(だから自分はマニュアルを選んだ)」と語っているのが意外です。
https://www.youtube.com/watch?v=1FXXcqGXg_M
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VIA:Prestageimports