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3台限定のうち「最後」のパガーニ・ゾンダHPバルケッタが納車される!その価格は20億円、トップを持たない純粋なスピードスター

2022/03/01

3台限定のうち「最後」のパガーニ・ゾンダHPバルケッタが納車される!その価格は20億円、トップを持たない純粋なスピードスター

| パガーニ・ゾンダはなんだかんだ言いながらチョコチョコと製造され納車されているようだ |

ただしこのHPバルケッタほど特別なゾンダはほかに存在しないだろう

さて、3台のみが製造された「パガーニ・ゾンダ HPバルケッタ」最後の一台がついに納車。

このゾンダHPバルケッタはパガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏が「自分のために」作ったシリーズだとされていますが、ウインドスクリーンが短くカットされ、ソフトトップすら持たない、文字通りのバルケッタ(小舟)仕様となっています。

同氏のHPバルケッタは2017年8月に公開されており、しかしそこから4年以上を経て3台目がついに納車されることとなったようですね。

今回納車されるパガーニ・ゾンダHPバルケッタはこんな仕様

なお、ゾンダに限らずパガーニのクルマは顧客の要望を細かく反映できることで知られ、よってエアロパッケージまで含めて「ワンオフ」となることが多いようです。

今回納車されるゾンダHPバルケッタのボディカラーはマットブラック、しかしボディの下半分など一部はグロス仕上げのカーボンファイバー。

リアのホイールアーチにはスパッツが装着され、テールにはフラップ、そしてリアデッキには比較的小ぶりなウイングも。

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ボディのセンターにはイエローのラインが入り、3台限定のいちの3台めということを表す記載も見られます。

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ホイールはマルチスポーク、そして相当な軽量化を考慮しているであろうことも直感的にわかります。

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リアフェンダー上には「特別モデルではおなじみの」エアスクープ。

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フロントサイドにはカナード、そしてフロントフード中央には大きなダクトが設けられることに。

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フロントアンダーにはスプリッターつき、そしてフロントのセンターは「ちょっと尖った」形状ですね。

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後方確認用のミラーはフェンダーではなくチョップしたAピラーの上に取り付けられています。

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インテリアはブラックレザーにアルカンターラを使用したシックな仕様を持っており、ステッチはボディ上のラインと同じくイエローです。

ステアリングホイールには「昔のウッドハンドル」のような鋲が打ってあり、もしかすると実際にウッドハンドルをイメージしたのかもしれません。

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なお、このパガーニ・ゾンダHPバルケッタは、渦中にあるロシアのチューナー、トップカーのオレゴ・エゴロフ氏へと納車される個体であり、すでにイタリアのパガーニ本社(この動画が撮影された場所)から顧客へと引き渡された、とのこと。※ロシアは大変な状況だと思うが、通貨が暴落することになると思われるので、パガーニ・ゾンダのような、高い資産価値を誇るクルマを持っている人が強いのだと思う

参考までに、トップカーはその過激なスタイル、カーボンファイバーを大量に使用したボディキットで知られていますが、トップカーとパガーニとの関係性は浅くなく、以前にも「トップカーのデザインによる」ウアイラが公開されていますね。

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オラチオ・パガーニのゾンダHPバルケッタはこんなクルマ

そしてこちらはパガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏の所有するゾンダHPバルケッタ。

カナード、フロントフード上のダクト、リアスパッツなどが「リベット留め」となっており、荒々しい印象も受けますね。

ボディ上半分はブルー、下半分はクリア仕上げのカーボンファイバー、そしてホイールはシルバー、センターキャップはブルーのアルマイト、さらにブレーキキャリパーもブルーです。

その多くは今回納車されたトップカー向けのゾンダHPバルケッタと共通ですが、ミラーの位置が異なるようですね(このゾンダHPバルケッタではフェンダー上に取り付けられている)。

なお、オラチオ・パガーニ氏のHPバルケッタの内装はエレガントかつクラシカル、そしてこちらのステアリングホイールは「ウッド」。

リアだとエアの抜けが良さそうなリアバンパーが装着され、チタン製のエキゾーストシステムが覗くほか、アグレッシブな形状を持つリアディフューザーも見られます。

「2台め」のゾンダHPバルケッタについては公開がなされていないように思われますが、やはりこれらに近い仕様を持っているものと思われます。

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そしてこちらはオラチオ・パガーニ氏のゾンダHPバルケッタを紹介する動画。

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参照:oleg_topcar, Marchettino

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