パガーニ・ウアイラBCがニュルブルクリンクを走行する動画。
先月末よりパガーニはこのウアイラBCをニュルブルクリンクに持ち込み「市販車最高速」の座を狙っていますが、その計画は着々と進んでいる模様。
現在の市販車最速タイムのレコードホルダーは(ラディカルなど特殊なものを覗くと)ポルシェ918スパイダー(6:56,08)で、これを超えるタイムを記録することができるかどうかが焦点となっています。
なおケーニグセグOne:1もこれに挑戦したものの、ブレーキトラブルによってクラッシュを喫しており、現在は戦線離脱中。
今のところ量産車で7分を切っているのはポルシェ918スパイダー、ランボルギーニ・アヴェンタドールの2車しかなく、パガーニ・ウアイラBCがポルシェ918スパイダーを打ち負かすことができるのか、できなくとも6分台に食い込めるのかどうか、も注目ですね。
ちなみにトップのポルシェ918スパイダーは4WD、ランボルギーニ・アヴェンタドールも4WD。
7分台ですが3番手につける日産GT−R(R35)も4WDであり、これを見るとタイムを出すには4WDでないとダメなのかといった印象も受けますが、後輪駆動のパガーニ・ウアイラBCの戦闘力が試される機会とっても良いでしょう。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=0wUuTRxLvUs
なおランボルギーニ・アヴェンタドールがニュルブルクリンクのタイム「7分」を切った際に、ランボルギーニが公開した動画(そのタイムを記録するまでの軌跡)を見ると相当に綿密な計画を持って臨んでおり、この記録達成がいかに困難なものであったかもわかります。
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パガーニ・ウアイラBCがサーキットを走る動画。
多くのスポーツカーがサウンドを作っているように思いますが、これは「純粋」なエンジンサウンドという感じがしますね。
ウアイラBCはもともと軽量なウアイラからさらに132キロ削り、789馬力を発生するスパルタンなモデルですが、その軽量化については「素材レベル」で見直しているのも特徴です。
限定台数は20台、もちろん完売済み。