| いくら補強したとしても、この魔改造に車体が耐えることができるかどうかは大いに不安 |
ちなみにもともとのガソリンエンジン(35馬力)も残っているらしい
さて、ときどき「世界は本当に広いな」ということを痛感させられるカスタムカーが存在し、今回紹介するのはなんと2,600馬力のダイハツ・ミラ。
そう、「2,600馬力の」ダイハツ・ミラです。
もちろん普通のガソリンエンジンではこの数字を達成することはできず、よってこのダイハツ・ミラはジェットエンジンを積むことで2,600馬力という途方も無いパワーを得ているわけですが、このミラをカスタムしたデイヴィッド・ニコトラさんの住むオーストラリアだと、なんとこのクルマは「合法に登録ができる」のだそう(よって、JETCARなるナンバープレートが装着されている)。
前から見ると全く普通のダイハツ・ミラだが
そして面白いのは、このダイハツ・ミラは「前から見ると全く普通のミラ」に見えるということ(ちょっとタイヤは太いけど)。
ただし、リアにはこんな感じでジェットエンジンがニョッキリと顔を出しています。
後ろから見るとこう。
インテリアはこんな感じで、その多くを作り直しています。
座席は「運転席のみ」となっていますが、運転席の隣には買い出しに行った際に食料品を置くスペースもあるといい、「日常使い」もできるもよう。
スロットルレバーがなんとも雰囲気を出していますね。
このダイハツ・ミラは時速320キロほど出るらしい
なお、デイヴィッド・ニコトラさんによると、このダイハツ”ジェット”ミラはなんと時速320キロの速度で走行ができるといい、実際にこの速度を出したことがある、とも(かなり信じがたい話ではある)。
ちなみにフロントにはノーマルのエンジンが残されていて、この35馬力のガソリンエンジンにて前輪を駆動しつつ普通に走行することもできるそうですが、ジェットエンジンのぶんだけ車体重量が重くなっているはずで、ガソリンエンジンで走行する際は「かなり遅い」のかもしれません。
デイヴィッド・ニコトラさんがこのダイハツ”ジェット”ミラを製作したのはショーのためだと述べており、同じくジェットエンジンを積んだモンスタートラックとともにショーに(このミラで)登場し、観客を大いに沸かせているのだそう。
そこでどんな風にこのミラが走るのかですが、よく海外で見かける、スタジアム内に土を盛った会場にてこうやって走り・・・。
ジェットエンジンに点火!
そしてこんな感じで爆走し、観客はやんややんやの大盛りあがり、というわけですね。
ダイハツ・ミラにジェットエンジンを突っ込んだ車両を紹介する動画はこちら
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