先日、「ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンのプレミア販売で正規ディーラーが荒稼ぎ」ということをお伝えしましたが、今回はホンダ・シビック・タイプRで荒稼ぎする正規ディーラーがReddit
にて登場。
ただし今回はさすがに「本体にプレミア」を乗せるとマズいと判断したのか、「付属品」の価格を吊り上げることでその価格を引き上げています。
北米でのシビック・タイプRの車両本体価格は34,755ドルですが、今回の販売価格は付属品込みで47,463ドル。
たとえば「ファーストエイド・キット」について、これはホンダの公式サイトだと30ドルなのに、このディーラーでは倍の「60ドル」。
ロックナットは87ドルのところ250ドルなど、かなりな「上げ幅」となっており、さらにはこういったオプションを装着しないと「販売しない」としているようですね。
その一覧は下記の通りですが、その合計なんと140万円。
たとえ140万円であっても、シビック・タイプRにとってマッチングの高い走り系オプション、しかも適正な価格での販売であれば良いのですが、「いならい」ものを通常価格の2~3倍で無理に販売、というのはちょっと困りモノ(日本だと抱き合わせ商法で独禁法違反か)。
ホイールロック 250ドル
カオーごネット 275ドル
マット 298ドル
トランクトレー 375ドル
インテリア・イルミネーション 630ドル
カーカバー 630ドル
コンソール・イルミネーション 650ドル
ドアシルトリム・イルミネーション 795ドル
ガイドポイント 1995ドル
プロテクション(補償のようなもの?) 3350ドル
5年/6万マイルサービス 3400ドル
合計12708ドル
新型シビック・タイプRははじめて今回北米で販売されるため大変な人気となっており、しかも北米にとって「輸入車」なのでデリバリーが思うように進んでおらず、そのためにこういった混乱が起きているようですが、やはり日本では考えにくい事態でもあり、「アメリカ恐るべし」ですね。