| フォルクスワーゲンも使用するボルグワーナー製K03ターボは1個28,000円 |
カナダ在住のユーチューバー、ブーステッドライフスタイル(Boosted Lifestyle)氏がホンダ・シビックに「4ターボ」を装着した上で(カナダだけに)雪上を走るためにタイヤをキャタピラー風に換装するという動画を公開。
なお、ベースとなるシビックは30万円程度で購入してきた中古車で、エンジンはもともと1.6リッター4気筒自然吸気(B16)。
これになんと「1気筒につき1つのターボ」を装着したのがこのシビックで、タービンそのものはボルグワーナー製K03。
これはフォルクスワーゲンによく使用されているユニットだそうで、小排気量エンジンに向いている上、その価格もひとつあたり2万8000円ほどと非常に安価なことが特徴。
もちろんエキマニ含むパイプはすべてオリジナルで、エンジンからタービンへ排気を、タービンからインテークへとエアを送り込むパイプも専用設計。
そしてそれらを配置するためにラジエター等も移動させられることに。
ブーステッドライフスタイル氏はこういった難しい作業をクリアして「4ターボシビック」を作り上げることに成功しているものの、タービンとエアクリーナーをエンジンルーム内に収めることは難しく、ボンネットの装着は不可。
その後、タイヤを「雪上仕様」へ
とりあえずタービン装着が完了し、ちゃんと動作することを確認した後にはタイヤ交換。
まずはジャッキアップしてホイールハウス内のクリアランスを確認します。
思ったよりもクリアランスが小さく、ブーステッドライフスタイル氏はダンパーを加工して「キャタピラー」の入るスペースを確保。
その後キャタピラーを用意。
こういったパーツを使おうというのは「雪国ならでは」ですね。
「仮」でタイヤに巻いてみるものの、巻いた後の直径が大きくなりすぎてホイールハウスに収まらない!
そこでブーステッドライフスタイル氏は鉄チン(スチール)ホイールにキャタピラーを直に溶接するという方法を採用。
完成した状態がこちら。
キャタピラー装着時の直径が(タイヤ外形より)小さいようですが、雪上を走る分に問題ないようですね。
それでは動画を見てみよう
まずこちらは4ターボを装着する動画。
全部で7つの動画に分かれていますが、これは最後の「完成編」。
そしてこちらが最新の「キャタピラー化」を行う動画。