新型アキュラ・インテグラ「タイプS」はまさかのシビック・タイプRよりも高出力！さらには前後オーバーフェンダー装備、これは期待して良さそうだ【動画】

｜　新型アキュラ・インテグラ発表時には多くの人が「失望した」と報じられているが　｜

アキュラは今回ばかりは同じ失敗を繰り返したくなかったのだろう

さて、アキュラはインテグラ・タイプSを発表するとして一連のティーザーキャンペーンを開始していますが、今回は最新のティーザー画像そして動画を公開し、なんとそのパワーが（米国仕様の）シビック・タイプRを超えるということについても言及しています。

その出力は320馬力なので、北米仕様のシビック・タイプRの315馬力よりも高いということになりますが、通常のインテグラの出力が200馬力であることを考慮すると「大幅なパワーアップ」ということになりますね。

新型アキュラ・インテグラ・タイプSのトランスミッションはもちろん6速マニュアル

そしてこのアキュラ・インテグラ・タイプSのトランスミッションには6速マニュアルが用いられ、リミテッドスリップディファレンシャルを介して前輪にパワーを送ることになりますが、もはやここまで来ると「タイプRの領域」とかぶってくるのかもしれません。

ただ、アキュラはホンダの高級ブランドという位置づけなので、アキュラ・インテグラ・タイプSはあくまでも「洗練されたスポーティなスポーツセダン」という位置づけとなり、軽量化や足回りの強化においてはタイプRとは重複しないものと考えていいのかも（以前、アキュラのCEOが”アキュラはラグジュアリーブランドであり、タイプRとは相容れないとコメントしたことがある）”。

なお、ティーザー画像を見るとフロントとリアのホイールアーチにはオーバーフェンダーが取り付けられ、テールゲートにはカーボンファイバー製のスポイラーが取り付けらるうえ、ドアミラーにもカーボンファイバーが使用されるもよう（リアウイングレス、しかしオーバーフェンダー装着というところは高く評価したい）。

フロントフェンダーには「Type S」バッジ、そしてホイールはシビック・タイプRとよく似たデザインを持っています。

新型アキュラ・インテグラ・タイプSのサウンドはなかなかに刺激的

そして同時に公開されたティーザー動画を見るに、テールパイプはシビック・タイプR同様の3本出し（しかし外径は同じで、内径に差があるようだ）、さらに大きなリアディフューザーも確認可能。

走り去る姿とともに勇ましいエキゾーストサウンドを聞くこともでき、新型アキュラ・インテグラ・タイプSはそうとうにインパクトのあるクルマとなりそうです。

ちなみにですが、インテグラが発表された際には半数以上が「失望した」とアンケートに回答したことがあり、アキュラとしてはその汚名をそそぐべく、今回のインテグラ・タイプSには非常に大きなパワーを注いできたのかもしれませんね。

なお、新型アキュラ・インテグラ・タイプSは来月に開催されるアキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチにてお披露目されると推測されており、その発表までそう長く待つ必要はないと見られています。

新型アキュラ・インテグラ・タイプSのティーザー動画はこちら

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参照：Acura