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ホンダがシビック タイプRに「機能の向上ナシ、高級感を加えて100万円アップ」となる「レーシングブラックパッケージ」を追加。意外と”待望の仕様”かも

ホンダがシビック タイプRに「機能の向上ナシ、高級感を加えて100万円アップ」となる「レーシングブラックパッケージ」を追加。意外と”待望の仕様”かも

Image:HONDA

| シビック・タイプRのオーナーには「欧州製スーパーカー」を所有する富裕層も多い |

そういった人々には「シックで高級感のある」スポーツカーを求めるものと思われる

さて、ホンダが「シビックタイプR レーシングブラックパッケージ」を発表。

この名称は「(ロールス・ロイス)ブラックバッジ」「(メルセデスAMG)ブラックシーズ」のようにパフォーマンス面でのアップグレードを連想させるものの、実際には性能面に関わる機能向上はなく、主に美観と高級感の向上がほどこされたバージョンであるとアナウンスがなされています。

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「シビックタイプR レーシングブラックパッケージ」はこんなクルマ

そこでこのシビックタイプR レーシングブラックパッケージを見てみると、内装にいくつかのコスメティックなアップグレードが施され、主に目を引くのは以下の点。

  • アクセント: 目を引く赤いホンダのエンブレムやアルミニウムのシフトノブ、センターコンソール、ドアカードのインサート、ダッシュボードのトリムはそのままに、白いアクセントステッチや光沢のある黒いノブが加わり、スポーティでありながらも洗練された印象へ。加えてエアコンベント周辺やウィンドウスイッチパネルの周りに施された細かいストライプが、プレミアム感を一層引き立てることに
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    そのほかいくつかの実用的なアップグレードも加えられ、ワイヤレススマートフォン充電パッドに自動調光リアビューミラーが加えられていますが、その価格は¥4,997,300から一気に¥5,998,300へと跳ね上がり、つまりは25%ほども高額に。

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    「走り」を標榜したシビック・タイプRに「走りに関係のない」装備を追加し100万円アップというのは一部の純粋主義者には許容できないかもしれませんが、標準仕様のシビック・タイプRのシートに対して「派手すぎる(子供っぽすぎる)」と感じていた人も少なくはないはずで、さらにシビック・タイプRオーナーの中には欧州製スーパーカーの所有者も少なくはないはずなので、「もっと高級感がほしい」と考えていた人も存在すると思います。

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    そういった意味では、この「シビックタイプR レーシングブラックパッケージ」は意外と”市場が待ち望んでいたクルマ”なのかもしれません。

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    参考までに、先代シビック・タイプRはその派手なエアロパーツに対して賛否両論であったといい、一部の人は「アグレッシブさがいい」としてこれを受け入れる一方、また一部の人は「オモチャっぽい」として否定的であったといい、後者にとっては現行シビック・タイプRのマイルドなエクステリアが高く評価されているというので、その意味でも「このシックなインテリア」は広く受け入れられるのかもしれません。

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    なお、選択できるボディカラーは「チャンピオンシップホワイト」「クリスタルブラックパール」「フレームレッド」「レーシングブルーパール」「ソニックグレーパール(追加で¥38,500が必要)」の5色です。

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    • ダッシュボードとドア内張り: 内装全体がウルトラスエードで覆われ、ダッシュボードや前部のドア内張りも同様の素材へ
    • シートとステアリングホイール: バケットシートは通常のレッドから、ブラックの人口スウェードで覆われたデザインに変更され、ステアリングホイールも同様の仕上げに
    • アクセント: 目を引く赤いホンダのエンブレムやアルミニウムのシフトノブ、センターコンソール、ドアカードのインサート、ダッシュボードのトリムはそのままに、白いアクセントステッチや光沢のある黒いノブが加わり、スポーティでありながらも洗練された印象へ。加えてエアコンベント周辺やウィンドウスイッチパネルの周りに施された細かいストライプが、プレミアム感を一層引き立てることに
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    そのほかいくつかの実用的なアップグレードも加えられ、ワイヤレススマートフォン充電パッドに自動調光リアビューミラーが加えられていますが、その価格は¥4,997,300から一気に¥5,998,300へと跳ね上がり、つまりは25%ほども高額に。

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    「走り」を標榜したシビック・タイプRに「走りに関係のない」装備を追加し100万円アップというのは一部の純粋主義者には許容できないかもしれませんが、標準仕様のシビック・タイプRのシートに対して「派手すぎる(子供っぽすぎる)」と感じていた人も少なくはないはずで、さらにシビック・タイプRオーナーの中には欧州製スーパーカーの所有者も少なくはないはずなので、「もっと高級感がほしい」と考えていた人も存在すると思います。

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    そういった意味では、この「シビックタイプR レーシングブラックパッケージ」は意外と”市場が待ち望んでいたクルマ”なのかもしれません。

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    参考までに、先代シビック・タイプRはその派手なエアロパーツに対して賛否両論であったといい、一部の人は「アグレッシブさがいい」としてこれを受け入れる一方、また一部の人は「オモチャっぽい」として否定的であったといい、後者にとっては現行シビック・タイプRのマイルドなエクステリアが高く評価されているというので、その意味でも「このシックなインテリア」は広く受け入れられるのかもしれません。

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    なお、選択できるボディカラーは「チャンピオンシップホワイト」「クリスタルブラックパール」「フレームレッド」「レーシングブルーパール」「ソニックグレーパール(追加で¥38,500が必要)」の5色です。

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