オートエクスプレスがホンダNSXとシビック・タイプRとをドラッグレースで競わせる動画を公開。
といっても両者の性能差は大きく、「ハンデ付き」でのテストとなっています。
シビック・タイプRは310馬力、NSXは581馬力となっており、トランスミッションも6MT、9AT、エンジン搭載位置もフロントとミッド、駆動方式もFFとAWDという感じで大きく差があります。
こうやって並べてみると、ボディカラーが同じということもありますが、意外と(前半分の)シルエットが似ていますね。
今回は1キロの加速勝負ですが、NSXの1キロ加速タイムは7.4秒、シビック・タイプRは12.7秒。
そこには5秒の差があり、NSXは今回「5秒遅れ」でスタートすることに。
動画ではシビック・タイプRが猛然とスタートする様子(かなり速くてびっくりする)、そしてNSXがローンチコントロールを作動させた時のメーター表示など、あまりお目にかかれない様子を見ることができます。
現在ニュル最速のFFマシン、ゴルフGTIクラブスポーツとシビック・タイプRとの加速競争
出力:306馬力
トランスミッション:6MT
0-100キロ加速:5.7秒
重量:1378kg
続いてVWゴルフGTIクラブスポーツS。こちらは欧州仕様なのでDSGではなく標準装備のマニュアルトランスミッション。
エンジン型式やパワー、重量やトランスミッション含め数値上では「互角」ですね。
エンジン:2リッター4気筒ターボ
出力:306馬力
トランスミッション:6MT
0-100キロ加速:5.8秒
重量:1360kg
実際にヨーイドンしてみると、途中までの加速はシビック・タイプRのほうが速いものの、その後の伸びはゴルフGTIクラブスポーツが高く、1マイル時点では大きく差がつき、シビック・タイプRは36.6秒、ゴルフGTIクラブスポーツSは35.1秒というタイム。
ギア比の差としか言いようがないと思いますが、両者ともニュルブルックリンクに照準を合わせた車であるのに「加速重視」「伸び重視」と差があるのは面白いですね(さらにVWゴルフGTIクラブスポーツはアウトバーンなどの超高速走行を視野に入れているためと思われる)。
VWゴルフGTIクラブスポーツとシビック・タイプRとの比較動画。AutoExpressのテスターが試乗レビュー
ホンダ・シビック・タイプRとフォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツとの比較動画。
両者ともフロントエンジン、ハッチバック、FF、ターボエンジンという似たようなレイアウトを持つ二台ですね。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツは265馬力(オーバーブーストで290馬力)、6速DSG、重量1430キロ、0-100キロ加速は5.9秒、最高時速は250キロ。
日本では400台限定、価格は470万円。
ホンダ・シビック・タイプRは310馬力、6速MT、重量1380キロ、0-100キロ加速は5.7秒、最高時速は270キロ。
日本では750台限定、価格は428万円。
シビック・タイプRの方が軽く、出力が大きく、加速、最高速とも上回る形ですが、最高時速に関してシビック・タイプRは紳士協定の250キロを超えているのが驚きです。
価格的にはシビック・タイプRの方が安くなっていますが、欧州ではこの価格差が逆転しており、スペックと価格がちょうど見合う程度のバランスに(欧州だとシビック・タイプRは500万円を超える)。
ホンダ・シビック・タイプRとBMW M135iとの加速競争を納めた動画。
両者とも似たような馬力、似たような価格を持ちますが、シビック・タイプRはFF,BMW M135iはFRという駆動方式に大きな差があります。
ホンダ・シビック・タイプRは2000CC4気筒ターボ、306馬力で重量1378キロ、価格は29,995ポンド。
対するBMW M135iは3000CC6気筒ターボ、321馬力で重量1430キロ、価格は32,010ポンド。
実際に走ってみるとBMW M135iのほうがわずかならがらリード。
パワーは同等でも排気量に起因するトルクの大きさが影響しているのかもしれませんね。
700馬力のホンダ・シビック・ターボと同じく700馬力のランボルギーニ・ガヤルド・ターボ(当然両方ともターボは後付け)が競争する動画。
ローリングスタートなので完全に優劣は判断できませんが、シビック・ターボの速さは驚異的。
動画では650馬力のシビック・ターボも登場しますが700馬力のシビック・ターボは前後バンパーレスで「いかにも」な雰囲気を出しています。