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マツダRX-7の変遷を動画で見てみよう。FBからFDまででパワーは2.8倍、重量は1.2倍、加速はほぼ倍に

2018/08/20

| マツダRX-7は24年で出力が2.8倍に |

みんな大好き、マツダRX-7登場から現在に到るまでの変遷動画が公開。
いつものように「CAR EVOLUTION」が公開したものですが、これまたいつものようにエンジン始動&エキゾーストサウンドを聴くことも可能となっています。

さらにはエンジンパワーや加速向上の歴史、RX-7に関するトリビアもあり、見応えのある「4分」動画だと言えそう。

マツダRX-7は24年でこう変わった

マツダRX-7は1978年に登場して2002年にそのライフを終了。
今回の動画は北米仕様としての紹介となっていますが、まずはその内容を見てみましょう。

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まず「初代(FB3S)」は「(日本では)サバンナRX-7」として登場し、12Aロータリーエンジンを搭載し出力は100馬力。※北米だと”サバンナ”がつかない
”プアマンズポルシェ(貧乏人の買うポルシェ)”という、ありがたくない呼称を頂戴することになったモデルでもありますね。

1981年には「GSL」グレードが登場し、フロントデザインが変更され、Cd値が向上。

1984年には13Bロータリーエンジンが搭載されて135馬力に(日本仕様では12Aターボが追加)。

1986年には二台目へと突入

1986年になると二台目RX-7(FC3S)が登場。
FCというとやっぱり「高橋(兄)」ですね。
北米では13B自然吸気エンジン(146馬力)が投入されています。

1988年には182馬力を発生する13Bターボが追加。
やはりルックスがポルシェ(この時代だと944)に似ていたことがあり、プアマンズポルシェとして継続して呼ばれることに。

日本には投入されていない「GTU」。
日本はGT、GT-R、GT-X、GT-Limitedというグレード構成です。

日本では1991年に登場した三代目RX-7(FD3S)ですが、北米では1993年(2型)から発売された模様。
エンジンは13Bロータリーツインターボで255馬力へと大きくパワーアップ。
デザインは中国人のチン・ウーハンだと言われています。

日本では発売当初「アンフィニRX-7」として販売され、「サバンナ」の呼称が外れることに。

1996年にはECUが16ビット化され、リアウイングが新デザインへ(4型)。
ただしアメリカへの輸入は1995年をもって停止されています。

2002年にはRX-7の最終記念モデル、「スピリットR」が登場。
2シータ-5MTの”タイプA”、4シーター5MTの”タイプB”、4シーター4ATの”タイプC”の3タイプが1500台製造され、BBS鍛造ホイール、ドリルドブレーキローター、レッドキャリパーなどの特別装備が与えられ、ボディカラーは専用色の「チタニウムグレー」が用意されることに。

RX-7の出力や加速性能はこうなっている

こちらは各モデルのエンジン出力を表したグラフ。
発売時は100馬力、最終モデルでは280馬力なので、24年の間に2.8倍のパワーを獲得したことがわかりますが、FD3S存命時は「自主規制によって出力が280馬力に抑えられており、これがなければ「もっと出せていた」可能性も。

こちらは加速性能。
0-100キロ加速だと、最終モデルの「スピリットR」は初代登場時の「倍くらい」速いこともわかります。
ちなみに初代から最終モデルまでの重量増加は1.2倍ほど。

そのほか動画では、「RX-7 スピリットR」の左ハンドルが一台のみ、マツダ北米のシニアVPであるロバート・デイヴィス氏のために作られ、これはマツダ北米の本社に保管されている、とのこと。

日本でも「一番最後の」スピリットRは販売されずにマツダが保存している、とされています。

それでは動画を見てみよう

こちらがマツダRX-7の24年間を図解した「Evolution Of The Mazda RX-7」。

参考までに、こちらは日産シルビアの変遷をあらわした「Evolution Of The Nissan Silvia」。

こちらはトヨタ・スープラの変遷動画。

日産GT-R版。

ホンダ・シビックの変化はこちら。

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