| まだまだ今後、「未来」を感じさせる多数のカスタムが披露されるものと思われる |
ここまでサクサクと自作パーツを製作できる技量があればカスタムもずいぶん捗りそう
さて、過去に何度か取り上げたマツダ・ロードスターの「サイバーパンク」カスタム。
これはニュージーランドのクリス・ワトソンさんなる人物が営むガレージ「トフ・オートワークス」の作品ですが、常にバージョンアップを繰り返しており、現在の仕様は「バージョン3」。
大きく変わったのはリアに装着されるLEDライトバーで、これによっていっそう近未来感が増しているようですね。
なお、クリス・ワトソンさんは相当な日本好きと見え、今回Youtubeに公開された動画については見事な日本語のキャプションを付けています。
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マツダ・ロードスター「サイバーパンク」カスタム最新バージョンはこうなっている
このロードスターは「攻殻機動隊」に登場するクルマをイメージしていると紹介されており(ステッカー等からは”AKIRA”の影響も見られる)、今回のLEDライトバーを装着するに際し、まずはオリジナルのルーフを取り外すことに。
そしてテールランプを外し・・・。
隙間を塞ぎます。
ランプユニットは完全自作となり、その形をつくるため、まずはカットしたダンボールを当ててイメージづくり。
その後はダンボールと同じサイズ形状にカットした木の板を用いてさらに正確な位置・サイズを決定。
次に用意するのはこういった「コの字型」の金属製のレール。
これをカットして木型と同じ形状へと溶接し、その後には表面を均します。
こんな感じでライトバーのベースが完成。
LED発光ユニットはなんと自作
そしてこのクリス・ワトソンさんの素晴らしいところは「なんでも自分で作ってしまう」こと。
よって今回のLEDバーも完全自作となるわけですが、LED光源を拡散・導通させるためには樹脂を使用しています(透明の樹脂の表面に養生シートが貼られている)。
LEDライトバーを装着する位置を決め・・・。
ひとまずカットして金属製のベース(レール)にはめ込んでみるとこう。
その後はレールを取り付け・・・。
光源となるLEDテープを装着。
発光するとこう。
その後は樹脂パネルを装着し・・・。
こんな感じで光が透過。
そしてこちらがリアフードももとに戻した「完成状態」。
テールランプひとつで「ここまで雰囲気が変わるとは」といった感じですね。
かなりサイバーパンクな雰囲気が出ており、今後の進化にも期待したいと思います。
ちなみにトフ・オートワークスでは、この「サイバーパンク・ロードスター」のほかにも、日産ステージアにR35 GT-Rの顔面をスワップするプロジェクトが進行しているほか、もっと「普通の」ワイドボディを持つロードスターのカスタムを行っており、それぞれ完成後にはユニークな姿を見せてくれることになりそうですね。
マツダ「サイバーパンク」ロードスター Ver.3を紹介する動画はこちら
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