どうやらマツダ・ロードスターをアストンマーティン風にカスタムするキットが存在するらしい。北米には4セットが輸入され、そのうちの1台が販売中

｜　なんとブレーキはカーボンセラミックが装着されている　｜

キットの見栄えは別として、品質そのものはけして低くないそうだ

さて、ちょっと前に画像掲示板、Reddit（レディット）にて話題となった「アストンマーティン風のマツダロードスター」。

今回Facebookマーケットプレイスに同様の外観を持つクルマが出品されており、てっきりレディットに投稿されたロードスターと同じ個体だと考えたものの、細部を見ると微妙に異なるようで、つまりは「似たような外観を持っているが、別のクルマ」ということになります。※たしかに以前の個体は欧州にて目撃されている

どうやら「ロードスターをアストンマーティン風にするキット」があるらしい

そこで今回出品されているアストンマーティン風ロードスターの説明文を読んでみると、どうやらこれは「AMX07」というアストンマーティンDB7にインスパイアされたマツダ・ロードスター用のコンバージョンキットを装着した個体だそうで、このキットは北米に4セットのみ輸入されたものだと紹介されています。

つまり北米には4台は同様のキットを装着したクルマが存在するということになりますが、西海岸に存在するのはこの1台のみなのだそう。

ベースとなるのは1993年式のNAロードスターで、エンジンは1994年モデルの1.8リッターへと換装されており、オーバーホールされた後には軽量フライホイールと軽量クラッチプレートが組み込まれ、そのほかフライイングミアータ製の前後スタビライザーバー装着などのアップグレードが施されています。

なお、特筆すべきはカーボンセラミック・ブレーキシステムが装着されているということで、もしかしたらこのブレーキシステムの価格のほうが車両そのものの中古価格よりも高価なのかもしれません。

たしかにマツダ・ロードスターはレプリカベースとして人気が高いが

マツダ・ロードスターは中古価格が安価なために改造車ベースやレプリカベースとして人気がありますが、これまでにも様々なレプリカがネット上を賑わせており、やはり人気なのはフェラーリへのコンバート。

そして今回の「アストンマーティンのレプリカ」というのはかなり珍しく、まだまだ「知らない」レプリカが存在するのかもしれませんね。

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参照：Facebook Marketplace