マツダはまだRXモデルについて正式に認めてはいませんが、ラスベガスで開かれたカンファレンスでマツダ北米の重役が語ったところによると、「新型RXモデルはロータリーエンジンのみになる」とのこと。
画像は「RXヴィジョン」ですが、これは現在のマツダのデザイナーによると「実現は難しいだろう」とされており、実際に登場する「RX」モデルがどんなデザインになるのはか不明です。
ロータリーエンジンはエミッション的に難しいとされ、マツダは最近にも幾つか特許を出願しているものの実用化の話はまだ聞こえて来ず。
一部では「RX−9」として2020年に登場するといわれますが、2020年はマツダの創業100周年記念となり、この節目に何か登場するのは間違いなさそうですね。
マツダが新しいロータリーエンジンについての構想をメディアに語った模様。
ロータリーエンジンは低速トルクにかけるのが問題ですが、これをターボチャージャーで補うことを検討している模様。
新ロータリーエンジンがすなわちターボになるといわけではなく、現段階では「ターボも考慮」という段階のようです、とくにスペックなど詳細を述べたわけではないようです。
今のところ新ロータリーエンジンについては800CCのツインロータリー+ターボで402馬力を発生という説が濃厚ですが、これは来年のロータリーエンジン50周年もしくは2020年の創業100周年に公開される見込み。
新しいギアボックスや新生代の鼓動デザインもロータリーエンジン搭載の新型車に搭載・反映されると言われますが、期待度の大きな車となりそうです。
2017年の(マツダ)ロータリーエンジン50周年の節目に、新型ロータリーエンジン搭載スポーツカーが登場する見込み。
先日の東京モーターショーにて公開されたRXヴィジョンコンセプトのような外観になるかは不明ですが、「16X」と呼ばれる新型エンジンをテストしている模様。
このエンジンは800CCのローターを2基持ち、455馬力ほどの出力と見られます。
なおターボは電動の可能性があるようで、低回転域ではモーターがタービンを回して加給し、高回転では通常どおり排気でタービンを回す「2ステージターボ」システムを採用するという話も。
レイアウトはFR、トランスミッションはデュアルクラッチでトランスアクスル方式が採用され、重量配分は最適化されるようですね。
実際にこれらが実現するかどうかは不明ですが、もし現実になるのであれば、プラットフォーム、エンジン、トランスミッション、電動ターボなどすべてが新設計になるはずで(マツダはこれらを持っていない)、トヨタやフィアットなど協力関係のあるところから提供を受ける可能性も。
しかしながら、それらメーカーでも十分な機能を発揮するコンポーネンツを持っているわけではなく、共同開発を行う可能性もありそうです。
いずれにせよ、世界中のスーパースポーツと渡り合う性能を有するであろうことは想像にかたくなく、そして価格もライバルたち同様、それなりに高価になりそうですね。
新型ホンダNSXもそうですし、新型トヨタ・スープラも価格が上がりそうで、この部分は日本のメーカーも「世界基準」に合わせてきそうです。
マツダがロータリーエンジン復活の計画を持っていることを公式に認める発言を行った模様。
フランクフルト・モーターショーの場においてマツダ社長が語ったようですが、やはりマツダはロータリーエンジンについてかなりの情熱を持っており、ガソリンエンジンに匹敵するだけの性能を与えて復活させたい意向だそうです。
開発がうまく進めば、コスモ・スポーツの50周年にあたる2017年には登場する可能性が高いようです(コスモスポーツは1967年5月30日に量産が開始された)。
なお画像は非オフィシャルですが、RX-8の後継、「RX-9」のレンダリング。
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マツダの役員がメディアに語ったところによると、RXヴィジョンは「ひとつの夢を形にしたもので、現時点では具体的な投入の予定はない」とのこと。
つい先週あたりにはマツダの新しいロータリーエンジン(400馬力程度を発生?)の特許出願図面がネット上に出回ったばかりですが、それを使うのはまだまだ先になりそうです。
2020年にはマツダの100周年記念を迎えることになりますが、その時にRXヴィジョンもしくは新型ロータリーエンジン搭載スポーツが登場する可能性がありますが、それまでは新型スポーツカーが登場するのは期待が薄そうです。
なおマツダのコメントとしては「今のところ戦略としてスポーツカーに費用を投じることはできない」というもので、拡大する中国市場に向けてSUVの拡充を急ぐ方が先、ということなのかもしれませんね。